飛行機を待ちつつ成田空港ラウンジでの食事。深夜発ながら、フライト出発直後にもワイン＋食事を取るのでライトに（ラウンジもそういうお客を想定してかメニューは基本的にライトなものが多い）。
サーモンのクリームフジッリを注文。

フジッリはらせん状の形をしたショートパスタの一種。削ったチーズがたっぷりと振りかけられていて、黒いシックなお皿に映えている。

エラスリス・アコンカグア・キュベ・シャルドネ, 小売価格約1,500円
Errazuriz, Aconcagua Cuvee, Chardonnay, Aconcagua, Chile, 2020
香りにはリンゴのコンポート、よく熟して加熱されたりんごにパンやブリオッシュの酵母系のニュアンスが広がりまるでアップルパイを思わせる。
風味には厚みのある果実味がバタリーながら、酸味が的確に存在しワインにしっかりと輪郭を与える。中盤からやや明瞭にミネラルを思わせるビターなタッチ。ミネラル感とバタリー感がやや統合されていない印象をもつが飲みごたえのあるワイン。

サーモンのクリームフジッリと。

クリームソースチーズの乳脂肪分とミルキーなリッチな風味と黒胡椒がしっかり絡んだサーモンに、ワインの厚みのある果実味のリッチな風味がピタリと寄り添った。ただ、ソースがたっぷりと絡んでいない部分は魚の青臭みがほんの微かながら立ち上がるようだ。ソースと胡椒をたっぷりと絡めて口に運びたい。
相性: ★★★☆☆