9月上旬から11月にかけてリリースされる日本の新酒(ワイン)。ボジョレー・ヌーボーよりも早く飲める。今回は丸藤葡萄酒のデラウェアで造られる新酒を抜栓。新酒が出回り始めた頃、勝沼のワイナリー訪問時に購入。甘口とあったので購入を迷っていたところ、酸味も効いているのでフードフレンドリーと聞いて背中を押された。

冬将軍の到来、鍋にしようと北海道産真鱈を購入。出汁鍋にして新酒に合わせる。

丸藤葡萄酒工業, Rubaiyat, Delaware, 2023, 7.5%, 1,760円

微かにべっこうがかった淡くフレッシュな色調。
フレッシュな青リンゴ、白桃、そしてブドウそのものの活き活きとした果実香、白い花のフラワリーなタッチもほのかに。
ジューシーでみずみずしい口当たり、酸味はやや穏やかながら的確に存在しワインを心地よく引き締める、フレッシュ、チャーミングで愛すべき新酒。

北海道産真鱈の出汁鍋にワインを合わせる。とびうおの出汁と椎茸の旨み、人参の甘みが絶妙に、ワインのフレッシュな果実味とふんわりと広がる甘みにシンクロ。
お出汁をたっぷりと吸った真鱈は出汁の旨みに立ち上げられて口内で力強い風味を呈する。ワインのフレッシュでチャーミングな果実味に、真鱈のほのかに土っぽいニュアンスが目立つか。お出汁の旨みに非常に相性が良いデラウェアのチャーミングな果実味。相性: ★★★☆☆

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