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横浜くりこ庵たい焼き(キャラ焼きミルクチョコ) バニュルスと合わさり広がる甘美な世界

秋葉原で仕事帰りにたい焼きを購入。前日は小倉あんをランブルスコに合わせた。今回はキャラ焼きミルクチョコを。ポケモンのコイキングの形をした可愛いらしいたい焼き。220円。

セラーから取り出したのは南仏、バニュルスのデザートワイン。珍しい赤ワインの外観のデザートワイン。ワインの高いアルコールと甘味、渋味がチョコレートにも負けずにバランスするのではという発想。このバニュルス・リマージュは果皮とマストを引き離す前に酒精強化し、少なくとも収穫翌年の5月1日まで還元的に熟成させたもの。

私の中でちょっとした発見なのだが、アンコにバニュルス!であり、小倉あんとこのワインの相性がよい(と思いつつも前日投稿ではランブルスコに合わせたい衝動を抑えられなかった)。このワインでなくともバニュルス地区の甘口ワインならば相性が良いのでぜひお試しを。このワインは一本2,000円ほどで、一度にたくさんは飲まないので長持ちする。50mlずつだと10回分の甘美な世界へのチケットだ。

M.シャプティエ, ビラ, オー バニュルス, リマージュ, 2020 500ml, 16%, 2,163円
M. Chapoutier, Rimage, Banyuls

香りにはローストを伴う香、ダークチョコレート、プルーンやレーズンのドライフルーツ甲殻類、鼻に刺さるようなアルコール香、微かにドライローズ。
味わいには凝縮感強くアルコールも強く、突き進むような果実味、喉にもアルコールが残るような感覚、ジャミーでまったりと熱いタッチ、歯にもびったりと残るような感覚。

キャラ焼きミルクチョコのたい焼きにワインを合わせる。とろけるチョコの濃密な甘味、カカオのフレーバー、それを包む甘めのパンケーキのようなふかふか生地。チョコがねっとり濃厚だが、生地と一緒に口に入るとほどよいバランスに。その余韻にワインの力強いアルコール、目の覚めるような甘みがバランスして完璧なる甘美な世界が広がる。相性: ★★★★★

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