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アスパラガスのアンチョビ炒め ロワールスパークリングと初夏の幸せ500円

OKストアで佐賀県産3本入りアスパラガスを購入(170円)。アンチョビで炒めてシーフードの仲間入りをさせよう。ロワール産のホワイトアスパラガスは有名だが、きっとロワールのワインは佐賀産グリーンアスパラとも相性は悪くないはずだ。
そのままOKストアの酒類コーナーを歩いていると、ロワールのスパークリングワインを発見、1,500円を切る価格。宣伝文句は日系エアラインビジネスクラスで提供、神の雫に登場!私はむしろ、それにつられて買うミーハーな自分が嫌になるので伸びた手が引っ込みかけたが、自宅のお手軽スパークリングワインがちょうど切れたところでもあり、買い物かごへ。

自宅でアスパラガスの根元を切り、皮を適当にむく。オリーブオイルで炒め、仕上げにアスパラガスと一緒に加熱。アスパラは先端の身が詰まって濃厚、噛むと広がる初夏のグリーン。シャキシャキ、ホクホクと噛みながら、アンチョビの磯の香りがグッと香る。

皮を適当に剥いた後
アンチョビで炒めて黒胡椒を振る

アンチョビスカーリアさんの アンチョビ ペースト(60g、540円)。ワインを買ったついでにトスカニーで購入。

初夏にアスパラガスをかじってスパークリングワインで流し込む、なんとも贅沢な時間。170円のアスパラと、1杯あたり300円ほどのワインで正味、500円で買える幸せ。佐賀アスパラ、シチリアンアンチョビ、ロワールスパークリングの三者が我が家で融合。

まずはスパークリングワイン、クレマン・ド・ロワールに。

モンムソー, クレマン・ド・ロワール, フランス, 1,485円(OKストア)
Monmousseau, Cremant de loire, France

香りにはフレッシュなグレープフルーツ、ほんのりレモンの正統派。グラッシーなハーブのニュアンス、白い花。さらにブリオッシュ、ナッツの香りまで。微かにワラのタッチ。
味わいはほんのりヴェジェタル、酸味も強くキレがあり、収穫早めか。余韻にはビターなタッチが混じりミネラル感たっぷり。コスパ素晴らしい!!!

アスパラガスのアンチョビ炒めにワインを合わせる。辛口のワインがアスパラガスのグリーンな香りに寄り添い、泡と酸味がアンチョビ、オリーブオイルのまったりとした余韻をリフレッシュ。五つ星か迷うほどの素晴らしき相性。相性: ★★★★☆

続いて、ロワールの白ワイン王道、ミュスカデに。

クリスチャン・エ・パスカル・リュノー, ミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌ, シュール・リー, クロ デ ボワ ゴーティエ, 2021, 12%, 1,980円
Christian Et Pascale Luneau, Muscadet De Sevre Et Maine, Sur Lie, Clos Des Bois Gautier, France, 2021, 12%

ワインについては先日のNoteに。
ミュスカデにしてはややしっかりとした色調。
香りにはメロン、洋梨のみずみずしい軽快なフルーティ、ほんのりパンの酵母香、柑橘香はやや控えめ。
味わいはみずみずしく軽快な口当たりながら、じんわりと旨みが残り思いのほか長めの余韻。こぎみよく舌にキュッと刺激の残る酸味。余韻にはほろ苦さ。トスカニーで購入。

アスパラガスのアンチョビ炒めに。厚みのある味わいに先端の味わいの濃い部分の風味ボリュームとバランス。余韻にもアンチョビの香りが残る、包み込み、アンチョビの良さを残すペアリング。相性: ★★★★☆

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