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バーミヤン海老雲呑麺のぷりぷり ランチにフレッシュな白ワインを一杯

週末のお昼。幼稚園の学芸会でうちの子が出番を終えた。ほかのクラスの発表を見終わってからの時間帯になるとレストランでの順番待ち必至、そこでパパは先行して席の確保へ。12時前、ファミレスのバーミヤンに駆け込む。しばらく待つかもしれないので、何か注文しようとメニューをパラパラ見ていると“あったか蒸籠蒸し台湾カステラ”が目に入る(税込431円)。テレビでもよく取り上げられていて気になっていたスイーツを今さらながら。

蜂蜜をトッピングし、ふかふかのアツアツをいただく。ドリンクバーのブラックコーヒーと、甘・苦を交互に楽しむ。しばらくして家族が到着。オジサンが珍しいもの食べてる、と好奇の視線。

さて、メインディッシュには海老雲呑麺を(934円)。ワンタンの中にプリプリ食感のエビ。スープには八角が効いていて本格的な味わい。

後半は添えられた酢漬けのネギで味変してさっぱりと

ワンタンの中身はエビ。ということでこれもシーフード。

シーフードを前にすると条件反射的にワインが欲しくなってしまう。バーミヤンには親切にグラスワインあり。なんと一杯220円。並々と注がれたワインを海老雲呑麺の横に配膳。近所で子供の幼稚園の学芸会が終わった直後なので、ファミレスにはほかの子と父母が入ってくるかもしれない。そしてランチワインしているパパに驚かれるかもしれない。急いで飲み干して、ドリンクバーのジュースにシフトしよう(自意識過剰か)。としたが、杯を乾かす前に他の子の父母が隣席に着席…。ワイングラスは目立たないコーナーに寄せる。

さて、海老雲呑麺とワインの相性について。

グラス白ワイン, 220円(バーミヤン)
香りにはフレッシュな青リンゴや洋梨に微かにハーブが絡む。
味わいは瑞々しくチャーミングな果実味、軽快な酸味でフレッシュな飲み口。難解な解説は不要、分かりやすくおいしいワイン。ヴェネト州のトレッビアーノ品種を使ったカジュアルなワインといったところか。

海老雲呑麺にワインを合わせる。かんすいの効いた本格的な麺にスープに八角が効いて、まったりとしたリズムで口内に若干の渇きを与える。それをワインのフレッシュな果実味と酸味が癒す。どんどんグラスが進む。一方、雲吞の中のエビは少し土っぽい素朴なニュアンスを含み、繋がるワインを選びそう。して、このグラスワインのフレッシュなフルーツ感との繋がりはやや平凡。ケンカはしないが期待するほどの高め合いもないか。ワインがシンプルで、甲殻類のグリップのあるフレーバーとの相性にはやや欠ける。相性: ★★★☆☆

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