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俺たちは強烈に人生を彩る。


先日、幼馴染に「なんで〇〇は生きてるの?」と言われた。
(幼馴染と言ったらタッちゃん、カッちゃん、南ちゃんレベルの距離感しか認めたくないという話はさておいた方がいいですよね。)

いや別にいじめとかではないです。

彼はとりあえず今の仕事は辞めたいし
場所も最悪、
でもよく考えるとやりたいことはないし、
じゃあ仕事なんてしたくないよと、
人生に行き詰まっているようです。

(ちなみに彼の名誉のために言っておくと、彼が今やってる仕事は結構すごいと思うし、なおかつ成長思考があって真面目で適当なことはしないでまっすぐ生きてるんです。)

普段そんなことを考えたり聞いたりすることも嫌なタイプなのに、突き詰めたらそこにたどり着いたらしいから、これは一大事だ。

その時の俺の感想としては
「そんなこと聞いてくれて嬉しい!」。
だったのでド変態なわけなのだが。

それでも正直明確には返せなかった。
一ついうと
「死にたくないからかなあ」
とかなんて、受け身でふわふわした言葉が出てきて。

こゆときに本質出ると思うから、
そう思ってる節はあるんだろうけど。

「でもやりたいことたくさんあるよ!」
なんて言い訳ぽく言ってみたりもした。

確かに、もっとワクワクしたいし、感動したいし、生きてて良かったて思いたいから生きてる。

けど、死ぬのは常に怖いし、
でも死ぬわけにはまだいかないって本能が言ってるから生きてるてのが、
やっぱ後付けではない本心だと思う。

それはそれでいいと思うし、そこを否定し始めたら、壮絶な議論が始まるので、
有限の俺たちの人生の中ではもったいないという判断に近頃辿り着けた。

ただ言えるのは、
生きてるって心臓が動いてれば生きてるって言えるのかい?てこと。

強烈に人生を彩れ

最近、岡本太郎の「自分の中に毒を持て」という本を読んだのだけれど、「生きてる」の基準を少し上げたいなと思うようになった。

本屋さんにいくといつもあって、岡本太郎がいつもこっち見てきてたんで、
ちょっと待っとけと数ヶ月温めて購入。

表紙とタイトルだけでもワクワクするから、
机の上に置いてあるだけでワクワクしながら1ヶ月くらい過ごした。(頼むから早く読んで。)

要約すると、

リスクを取れ、失敗してこそ人生だ、全力で社会にぶつかって、強烈に生きろ、やりたいことをやりきれ。

俺なりの解釈

と岡本太郎先生に怒られ、ケツを叩かれ続けるという感じの本です。

うーん。すごいよかった!!

正直俺でいうと、リスクなんて考えずに仕事辞めて、本気でバスケのコーチ業に全振りしてみたいと思うくらい、ワクワクしたわけだけど。

とりあえず、生きてるだけではなくてリスクとって思いっきり強烈に生きたい。
俺もそう思うようになった。

自分を許す許さない

だーがしかし!
ここが難しくてですね。

やっぱ悩んでる人には、生きてるだけで偉いよと言ってあげたくなる。

俺の自慢の生徒たちにも普段は、
存在証明してアピールをどんどんしてこい
と言っていますけども。

お前らは生きてるだけで、
学校来て元気にスクスク成長してるだけで、
最高だよと。
言ってあげたい気持ちもあるんだ。

ここら辺の気持ちは嘘ではなく、
紛れもない本音だし、
けれども、より良い存在になりたいのならば、
強烈に生きる必要も否めない。

人間の精神状態、身の回りの状態、日々変わっていくからこそ自分を許すか許さないかのせめぎ合いだ。

さあ、どうする?

一旦落ち着きませんか。

じゃあ幼馴染(仮)の話に戻ると、
彼はなんで行き詰まってるのか。
というところなんですよね。

俺は、やりたいことがない、働きたくない、からとかではないと思うんですよ。
彼は働くの好きなタイプだと勝手に思ってるし、彼はやりたいことを見つけたいんですよ。

ただ、リスクを取れない自分が嫌なんじゃないかなて思うんですよね。
まあ転職活動をやってはいるけども。

決まらなくとも辞めちゃうか!
て口ではいうけどそれを実行するのは並大抵な気持ちじゃできないすよ。

でもそんくらいやってやりたいし、
やってみたらえぐ世界広がる気もしますよね??
そんなワクワク感が目に見えてるけど、
地味に現実味を帯びてないのが
もやもやなんじゃないかなて。

彼に、生きてるだけで偉いよなんて言葉は気休めにしかならないでしょう。
こんなふうに悩んでる人には、一回悩むだけ悩んでいただくのは前提として、
その後には、強烈に生きてみませんか?と提言をしてみたい。

リスクとってワクワクしてみませんか?と。

怪しくないですよ。

俺もまだできてない。
だからお誘いです。
一緒に強烈に生きたいクラブに入りませんか?という。

なんて胡散臭い、クラブなんでしょうか。
岡本太郎名誉会長のもと、俺が発足しました。

いや流石にキモくなってきたな。

言い訳にはなるけど、岡本太郎が理想とする生き方まではすぐにはできないかもしれない。
でも昨日よりも強烈に生きるためには、
自分に素直に生きることなんじゃないかなと思います。

まずは、自分の本当にやりたいことを常に考え続ける。癖をつける。
お腹すいたのか、眠いのかそんくらいでも良い。
やるべきことや、やった方がいいこと、ではなく「やりたいこと」をまずは認識する。

そして、それを具現化することだ。
これが自己実現てやつか。
前も書いた、夢を夢で終わらせないてやつだ。
あーしたいこうしたい言ってないで、
それを自分の力で形にするんだ。

ここで重要になってくるのが「失敗してこそ人生だ」というマインド。
失敗してこそ美しい。

けど、失敗して被る損害を考えるかはお任せしたい。
無計画に突っ込めば俺たちは幸せになれるのかと言えば違うと思うので。

本当にやりたいことを認識した上で、
やらない方がいいなとか、
別のことを優先的にやった方がいいな、
て思うならそれでいいと思う。

ただ、自分のやりたいことを認識してるかどうかはすげえ大事だとおもう。

ただもやもやしてるなら具現化が早いよね。
俺の今年の、いやそんな生き方をしていくことが一旦今の人生の目標です。

夢を持つ人
もやもやしてる人
ここからブーストかけて自分の人生回していきたい人
いや全ての人におすすめの本でした。
皆も是非読んでみてね。

皆の志も良ければ教えてください。
じゃあまたね。

ps) 先日貧血で倒れた。その時に心臓が動いてることのありがたみを感じた。
死ぬことの恐怖を感じた。

俺の生きてる理由はやっぱり死にたくないからでいいような気がした。
そして、その時にやっぱ後悔はして生きてられないなと感じた。

けど、そのあと体が思うように動かず、悔しい日々を過ごした。
自分で人生を強烈に彩れないとなるとどうすればいいんだろうて思った。
メンタルも同時に崩れた。

全ての根底には健康。
日常に感謝を。
助けてくれた友達、家族、皆いつもありがとう。

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