今年も残り僅かとなりました。色んなことが起こった2020年でしたが、今年も沢山の方に支えてもらいサッカー選手として戦うことができました。

またそれと同時にサッカーを通して、新しい出会いがあり、再会があり、喜びも悔しさも味わったことで人としてまた一つ成長できたのではないかなと思っています。

新しいチームへと移籍した今シーズン。リーグ序盤では全く勝てず歯痒い思いをしました。その後リーグが中断したり、契約解除をしたり。外での練習も満足にできない時期もありましたが、それでも自分と向き合い試行錯誤しながら日々己と向き合ってこれたと思っています。

徐々に規制が解除されると、カテゴリー問わず練習参加をしに行きました。サッカーができる喜びと、もっと上にいきたいという欲。そしてまだ闘えるという意地。そんなものが自分の内側から沸々と湧き上がってくる感じがしました。

いつチャンスがやってくるかわからない日々。先の見えない中で、準備をし続けることは楽しいものではありません。でもそこで自分自身と向き合い、やるべきことを整理し、自分自身に打ち勝っていけるかどうかが、その先に待っている結果の意味を大きく変えてくれる。そう信じて突き進んできました。

結果はどうなるかわかりません。いい想いをする時もあれば、酷い目に遭うこともあります。でもそれはやり続けた先にしか見えないものだと僕は思います。
そしてやり続けた先に得たものは、どんな結果であろうと間違いなく自分自身の経験になっていき、自分の人生を生きることに繋がっていくんだろうと。

2020年前半戦。苦しいなと思うことも多々ありましたが、それでも自分に打ち勝ち積み上げてきた日々があったからこそと今では思います。そしてそれは間違いなく人の支えがあり、応援してくれる人がいたからだなと改めて感謝の気持ちでいっぱいです。

生きるということは、瞬間瞬間に情熱をほとばしらせて、現在に充実することだ　-岡本太郎-

ではまた。

“ It’s up to you “

Renshi