ホロスコ星物語180
さて、、日がな一日やることもなく暇だと、自然と頭は何かを考える方へと向かうしかなくて。小恵理はいつものようにソファーに座って外の庭を眺め、冴えない表情で、重いため息をつきます。自分が結構アクティブだという自覚はあるから、こういうの、本当に苦手です。
何がキツいって、まずずっと時間を無駄にしてるのがキツくてさ。あの日、侯爵に尋問を受けてから更に3日、ここに来るまでは途中、コエリの用件で寄り道こそしたけど、決して無駄ではなかったし、それを見届けたはずのベスタを見ていた限り、ちゃ