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パズルって精神安定剤だよねという話

こんにちは。
ジョギングをしている時、高校生20人ほどが自転車で列になっていて一緒に並走していたのですが、信号で止まるたびに僕が抜かして、また抜かされるを繰り返して、その度に1人の女子高生から煽られた松木蓮です。
#もっと速くと言われてたんだと思う

(2371文字 / 約4分半で読めます)

今日は、リモートワークにも使えそうなライフハック的なことを書いてみようと思います。


▼「進んでいる」は最強の精神安定剤

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仕事や勉強など色々なものを分けた時に、「手作業」と「脳作業」という分類ができると思います。農作業でいうと、田植えをするのが「手作業」で、収穫量を増やす施策を考えるのが「脳作業」みたいな感じです。

で、例えば、新規事業立ち上げなんかの場合って脳作業が多いと思います。コンセプトを考えたり、ネーミングをどうするのか、社会の人の流れを観察したり、色々とやることはあると思います。

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で、この時の状態って道筋が見えているわけではないので、暗闇の中を懐中電灯1本で照らしながらクネクネ前に進むように、全て手探りです。10時間考えようが、コレだ!という答えが見出せなければ体感として進んでいる感じがしないと思います(本質的には進んでいると思いますが)。

この時って精神が不安定になりやすいと思うんですね。なぜなら、進んでいる感が分からないからです(=現在地を確認できない)。

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何事においても日々進んでいる(成長)を実感するごとに人は安堵し、それが次の一歩を踏み出す活力に転換されると思うので、進んでいる仕事(手作業)も1日の中に組み込んだ方が良いんじゃないかなと思います。

僕の場合、これは結構意識しているのですがまんまと泥沼にハマってしまうケースがあります。大学院生として今は修士論文に精を出していまして、それもそのはず提出まで2週間ちょいなんですね。

で、実を言うと4月ごろがかなり精神的に落ち込んでいる時期でした。5月末提出にも関わらずインタビューが終わっていないどころかインタビュー先が決まっていない状態で、仕舞いには監督教授から「4月中にインタビューやり終えないと流石に心配になるかも、、」と言われていたんですね。

インタビュー先を必死に探して、協力依頼のメールを何件も送ったとしても、承諾してくれるどころか返信すらないことの方が多いので、余計に滞っている感覚が強ました。悪循環に陥り、文字も全く書けず、遅々として進まない時期がありました。

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有難いことにインタビュー先が決まり、無事インタビューを終えると自動的に修論は前に進み、書けることも多いので、歯車がゴゴゴっと動き出したように一気に進んでいる感覚になりました。

僕の場合は、おおよそ2万ワーズ(僕の体感だと日本語で4万字ほど)書くことになっているのですが、1日に2000ワーズくらい進むこともあり、この日はめっちゃ進んだジャン!とハッピーになったりします。

このブログもそうですが、文字媒体など数字が可視化されているものはその進捗具合が手に取るようにわかるので、「進んでいる」という感覚は非常に重要だなと思います。


▼1日の時間割には「数字で計れるもの」を!

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僕の修論の話もそうなのですが、やっぱり数字は大事です。仕事や勉強の場合って必ずしも手作業のものではなくて、大体が脳作業に近いんじゃないかと思うんですね。

で、これってコントロールできないじゃないですか。上司に「僕手作業したいッス!」と言っても簡単に仕事振ってくれるわけでもなければ、全然学力が伸びている感じがしないってケースって多いと思うんですね。

変えられないものを無理やり変えようとするよりも、それを補う形でオプションで他のものを足す、みたいな発想にするとプラマイ0、むしろプラス、みたいにできると思うですね。

寝る前その日やったことを振り返りながら、「あ〜今日は全然プロジェクト案固まらなかったなぁ。んーまぁでも〇〇は××進んだからとりあえず今日はやることはやったな」みたいにポジティブになれる感覚です。

勉強も「今日は単語をこれだけやったぞ」「ワークが20ページ進んだぞ」みたいな感じで数字で可視化できるので、精神は乱れにくいです。

数字で計れるものを、と小見出しに書きましたが、必ずしも数字でなくても良くて、進んでいることが確認できれば精神的に安定するんですね。

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例えば、絵なんかはわかりやすいと思います。僕が描く絵はゴリゴリに書き込み量の多い絵で、平気で10時間とかかかったりします。でも、1時間鉛筆を走らせれば10%は進んだことになるわけです。そして、絵の場合はその進捗具合が露骨に見える。完成に近づくにつれて気分も上がります。

それから、ジグゾーパズルなんかも似ていると思います。正直、なんでわざわざお金を払って小さいものを組み合わせて一つのものを作るの?って疑問だったりするのですが、精神衛生上良いツールだと思います。

絵と同様にパズルも進捗度合いがピースの数に比例するので、どれだけ進んでいるか一目瞭然です。おまけにパズルの場合は、進めば進むほど加速していくのでやればやるほど楽しいと言う側面があります。

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ということで、今日のまとめとしては

・物事には「手作業」と「脳作業」がある

・脳作業だけだと進み具合がわかりにくい

・結果精神的に不安定になりやすい

・1日の時間割に「数字で計れるもの」を入れる

です。リモートワークばかりで結構大変かと思います。流石に1年以上こんな調子だと自分ルールを作って上手くやっていると思いますが、参考になれば嬉しいです。

ちなみに僕は、なんだかんだ修士の2年弱はずっとリモートワーク的な感じで、大学入学前には1年間の浪人期間も経験したりしていて、自分で1日を設計する、みたいなのは結構得意かもです。

それでは!

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