#noteフェス 「体験価値のニューノーマル」を予習してから視聴しました


視聴しました。事前に ぷくし@pukushi さんの記事で予習してから。

鳥羽さん :

noteは取扱説明書。
店の背景を出すこと、知った上で来てもらうことは、ひとつのお客さんへのおもてなし。

という捉え方を予習して動画を視聴。

トークの中で、体験の前に事前に知識をインプットしておくことで、実際の体験の際の見え方、感じ方の解像度が違ってくる、という指摘がありました。何の予備知識もなく突然訪れる体験がvividなものになることも確かにありますが、それが無いだけに上手く感じ取ることができず、その体験から価値を感じられないこともあったりします。そういう部分も考慮されてデザインされているのか、も大事なことなのでしょうね。

また、取扱説明書があることで、お客さんとの間に共通した認識、言語のようなものができる利点があると感じました。何か新しいものに取り組む際に、それを介してどういう位置付けでそれが生まれきたか、をお互いに確かめ合える、というか。そういう意味で、その価値観、哲学、鳥羽さんは「(ブレのない)スタンス」と表現されていましたが、それらが、取扱説明書で明瞭に、分かりやすく示されているか、が非常に重要だと感じました。

龍崎さんのお話で印象的だったのは、

「ニューノーマル? コロナ? それらがっても根っこのところでは変わってないし、これからも変わらないよ」という姿勢でした。

具体的な打ち手では環境に適応したものにならざるを得ないけれど、根っこにあるものは別段変わったりしていない、と強調されていました。

ホテルスタッフを裏方ではないと思っている。
裏側を見せるのをタブーと思っていない。
お客様とスタッフは対等に思っている。

というコメントが印象に残りました。立場は違えど、お互いがお互いの立場を理解、尊重することで、「体験価値」をより一層高められる、ってことなんだと理解しました。こういう関係性を深めていけるお店やブランドが今後は強くなっていくんじゃないかな、と。サービスを提供する側(送り手)と受ける側(受け手)という具合にはっきりと区別されるようなものではなくて、その共に過ごす時間をより良いモノ、素晴らしい体験になるようにお互いがギブし合うような関係。

#sio  さんのnoteでチームの皆さんの記事を読んでも、そんなことを感じます。

ぷくし@pukushi さんの記事がまさに「取扱説明書」として機能していた感じで、動画視聴の際の理解度アップの助けになった感じです。ぷくし@pukushi  さんに深く感謝です。ありがとうございました。

<追記>

この姿勢を象徴していたのが鳥羽さんの「スタイルではなくスタンス」というフレーズだ。セッションが終わった後にその真意について詳しく伺ってみると「スタイルはあくまで他人の視線を気にしている状態。他人に惑わされず自分の考えを貫く"スタンス"こそが、ブレないために必要だと思うんですよね」とのことだった。

トークのモデレーターを務められた、最所あさみ さんの記事からです。

スタンスをしっかりと持ちつつ、場面、シーンに応じて、自分たちらしい姿を表現する。そのバリエーションを増やせるか、それが創り出せるか、が問われているのでは、ということですね。

<追記 ここまで>


で、、、いつもの癖で、動画を視聴していて、思い浮かんだのがこのnoteの記事でした。投資信託のお話です、、、毎度のことですけど、

オーナーズマニュアル と題されていますが、これもまさに「取扱説明書」と呼ぶべきですよね。

「おおぶね」のオーナーである受益者の皆様に、今後続いていく長い長い航海の中で時折読み返していただき、私たちの航路を確認していただきたいと考えています。

この中で、ファンドの運営は「モノづくり」だと主張されています。

このようにNVICは、長期資産形成をめざす受益者の皆様のために、真に長期投資に資する企業を一つ一つ丁寧に選択しています。それぞれの企業の経済性に関する仮説構築、検証を、あたかもモノづくりの職人が一つ一つネジを締めるかのような丹念さをもって行います。そうして構築した仮説を集めて、この「おおぶね」という「船」を組み上げています。

この考え方、龍崎さんの

裏側を見せちゃいけないと思っていない。

に通じると感じました。「裏側」を、過程を丁寧に示すことがむしろ信頼を醸すこになるのだろう、と思います。出来上がりが美味しそうに、美しく仕上がっていても、清潔感の無いキッチンで作られているとしたら、料理をつくる料理人たちが暗い表情で調理していたら、、、それを知らないまま、美味しく頂くことだって出来るわけです。でも、ピカピカに磨かれた厨房で、キビキビと朗らかな料理人の皆さんが調理されているのが見えると、そこに味だけではない、何かを感じ取ることがあると思うんですよね。

今回のトークの後に、このオーナーズマニュアルをあらためて読んでみると、投資信託が提供する「体験価値とは何ぞや」というところに思考が向かいました。それについては、またあらためて記事をつくってみようと思います。

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投資信託が提供する「体験価値」について、つくった記事です。


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