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青春18きっぷ 手記より

 両親が使った青春18きっぷの5枚中1枚を使用して、姫路に行くことにしました。本当は、海に行こうとしたのだけれど、まだ泳げないだろうなと思ってやめました。ずっと、姫路文学館に行きたかったので、このタイミングで。ノートを片手に出かけたので、その手記と共に、記録を残します。

前日のメモ

ひめじ アーモンドトース
    文学館
    スコーン
元町  ラミ
    水ぞくかん
    本やさん
    いざかや
    中華がい

以下手記はこの形式で表記そのまま記載

はまもとコーヒー

 アーモンドトーストを食べに、はまもとコーヒーさんに。本当は、別の店に行こうとしていたのだけれど、火曜日に空いている店が少ない……。
 入った瞬間、受付とカフェがあるような空気を見た。カウンターの上の形がすごく印象的だ。椅子も。カウンターに所狭しと常連さんが座っている。ずっと来ているような会話が飛び交う。常連って新しいコミュニティなのかもしれない。

はまもとさん
 入口普通の明るいみせなのに、中しぶいのすごいな……。常連さんたちが入れ替わりたちかわり入ってくる。みんなしゃべってる。コミュニティの形な気がする。常連さんは男性が多そう

社会学の本を読んでいてよかった。

  奥の席に座りたくて、カウンターを後ろから見える場所に座った。4人席を2人席だと勘違いして座ってしまったので、ひやひやだった。途中で、おじさんと相席になった。ノートを取ってると興味の目で見ていた。いや、そうだよな。急いで、退店。

本当に入れかわりがすごい。
あいせき久しぶりだな。

朝から食いすぎ

アーモンドトーストおいしい。

姫路文学館

 人が一人もいねえ。

 インプレッションが284もある。スペイン村すげえ。

 姫路文学館、文学が好きな人だけじゃなくて、文章や言語が好きな人行こうよ。ことばの泉にあった水たちを、ノートにメモするのに必死だった。小説からの引用だけじゃなくて、短歌やエンターテインメントからの文章もあって、幅広さに驚いた。

この中は水。音がなりひびいていて、泣いているように聞こえてくる。過去の文学者(学者ではなく)たちの涙のように思えてはならない。この世さえよければこの泉から動きたくない。

施設の中はどこも水の滴る音がしていた。

 文学を  だとか、はいせつだとか言った人間がいるけどさ。水だったんじゃないか?泉のようにわきでて、滝のようにつきおとされる 無ければ死んでしまい。簡単に忘れることができ、1位一番好きなものにはなれない

なんだろうね

 竹中いくの時はこんな世間を書く人間ってすごい!って感じだったけど、今回はどこか似ている人が多かった気がする。おそらく、文学の中でも人生の中でも苦しんで、もがきながら名を残した人たち。文学って毒物じゃん。救われたい人がすがって、苦しんでいる。

竹中郁と、

みなとやま水族館

マジで学校

 行きたかったお昼ご飯が閉まっていた。調べたのにな。みなとやま水族館行ってみたかったので、来場。目の前に子どもが多くて驚いた。僕が知っている水族館は、海遊館が中心なので、アトラクション的な要素が多いと考えていた。けれど、ここは違うかったな。

 すわれるっているのは、メモ取る人間にはとても楽しいんだよな。海遊かんがエンタメ、アトアが美術(アート)なら、ここは学校。
 ドクターフィッシュばりきしょい。1人笑ってるぼくもきしょい。食われてる感覚めっちゃある。爪くわれてた?

爪が折れました。

 白い身体に赤が空けて写っている魚 ゆめおみたいと思ってから、でもこの赤って臓器が、血が透けてるんだよな……。と思った。赤い目、赤いエラ(肺=呼吸器)
 ブラインドケーブフィッシュ そくせん⇒が強く発達
目が退化⇒省エネ どうくつでのきがにたえるため
どれですか?ってならないんだな飼育員さん

目の見えない魚 ブラインドケーブフィッシュ
写真下手過ぎない?

 海月が好きなのに、今までこんなにゆっくり見れることなかったな。体の中心に風穴あいてるやつおる。あいてても生きていけるのなんで?というかあいているやつが一番元気やけど....…。喰われそう、空いた足が全部口みたい。

空いた足が口みたいってなんだ

・魚が大きな貝キスしてるの(おそらくふ着したエサを食べている)なんか甲斐甲斐しいよな。
・まるでその向こうになんかあるみたいに壁なぐってる集団 出たいのか?
・体にICカード(マイクロチップ)みたいな入ってる魚がおる。会計すんのか?魚クレジット

「お支払いは?」「クレジットで(びちびち)」

 反射して体のラインがふちどるみたいに白く光る魚がいる。この世のものじゃないみたい。二次元というかここじゃないというか。浮いている。
 体が透けてるってどういう気分だろうか

こういうネイルあるよな

その後

 その後、居酒屋に1人で行ったり、ふらふらして家につきました。本当は、お酒が飲みたかったけれど、1人だから怖かったんだよね。良い時間だったよ。


桜透け 通勤電車 朝日刺す 浮きだつ足と 一人旅にて