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愛の反省 「デート」

◆デートの目的ってなに?

男 「ごめん今日のデート、ランチ以外、
何も予定を立てていなかった」
女「全然大丈夫、気にしないで。そもそも、本来のデートの意味は、ローマ帝国時代の言葉で『会う予定の日』なのよ。
つまり、あなたに会えればそれで良いの」
男「会えれば良いの?」
女「うん、私は二人で一緒の時間を過ごせることが嬉しい」
男「ぼくもだよ、ありがとう」


◆どこへ行くのも、何をするのも二人の自由

男「今日はどこへ行く?」
女「あなたはどこへ行きたい?」
男「この前見つけたカフェでチョコレートムースを食べるのはどう?」
女「いいね、あ、明後日お母さんの誕生日だからプレゼントを買いに行きたいな」
男「わかった、良いものを選びに行こう」
女「ありがとう、帰りに映画でも観よっか?」
男「いいね、決まりだね」

どこへ行くのも、何をするのも二人の自由。相手だけに任せずに、 二人で楽しみながらプランを考えよう。

◆短期間で頻繁に会おう

弟「兄さん、来週、ぼくの好きな子と初めてデートできることになったんだ。最初のデートってどこに行けば良いのかな?」

兄「どこに行くかなんて、相手と決めれば済む話さ。恋愛の指南書なんて読む必要はないよ」

弟「デート中は何を話せばいいのだろう」

兄「当日は、気の利いたことを言う必要もない。
『その服いいね、どこで買ったの?』くらいの雑談で会話は十分広がるんだ。ポイントは相手の良いところを褒めること。相手のことを知ろうと意識するだけで、自然と質問が出てくる。
すると少しずつ会話が弾んでくる。会話が弾めば、楽しくなってくるよ」

弟「何時間くらいのデートにしようかな」

兄「一回のデートで濃密な時間を過ごそうなどと思わなくて良いよ。人は月に1回、長時間会える人より、月に4回、サクッと会える人の方に好感を抱くんだ。心理学ではこれを『ザイオンス効果』と呼んでいる。付き合う前は月一回、丸一日かけて遠出するより、ランチだけ、夕飯だけのデートを週一くらいのペースで重ねてみるのはどうかな。でも、『ご飯友達』にならないように、しっかり自分の気持ちを伝えることを忘れないようにね」

弟「どんなタイミングで告白すれば良いの?」

兄「雑談の中で、笑いが起きればお互いに相性が良い証拠。会話のキャッチボールの回数分、二人の距離は縮まっていくんだ。何度かデートを重ねれば、『この人の前なら自分は自由に振る舞える』か、『どうしても相手に合わせて自分を演じてしまう』の2つのパターンに分かれる。前者のパターンなら、今後もストレスの少ない良い関係を続けられる可能性が高い。それなら勇気を出して告白しよう。自分の気持ちは、口に出して伝えなきゃ絶対に伝わらない」

弟「自由に振る舞える……か」

兄「告白はまだ先だろうから、まずは来週の初デートを二人で自由に楽しんできな」

弟「ありがとう」



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