ファーストデートの思い出

デートのはなし。

デート。してますか?笑

私も明日、デートすることになったので、久しぶりに「あぁデートってこんなんだったなぁ」とかいろいろ思い出して、なんかゆる~くデートについて書きたくなりました、笑

明日デートするお相手はハタチの女の子♡
まぁデートなんて言ってるけど、普通に女の子のお友達と小洒落たレストランでごはんを食べて、お酒を少し飲んでお喋りするくらいだけれど、彼女はどんなお店が好きだろう?とか、何が食

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おやじパンクス、恋をする。#237

気が付いたとき、俺は雄大と抱き合うみたいな体勢でソファの上に転がっていた。

 ふかふかしていて、このまま寝ちまいてえなあと思うようなソファ。

 耳栓が徐々に外れていくみたいに、すぐそばで聞こえているわめき声がだんだんボリュームを上げていく。「……さねえ、許さねえぞこんガキが、おい嵯峨野、てめえなにしてんだ今すぐポリ公呼んでこいつら連れてかせろ……」我を忘れて叫ぶ佐島さんだったが、言葉とは裏腹に

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おやじパンクス、恋をする。#238

嵯峨野がそう言って携帯を佐島さんに差し出す。

 佐島さんはポカンとして、それでも携帯を受け取ると耳に当て、「もしもし?」と言う。それから「はあ?」とか「いやいや何を言って」とか、なんやかんや揉め始めた。

 何がどうなってんのか分からねえが、嵯峨野の言葉、内輪揉めがどうのってやつに、俺自身も違和感を覚えた。民事不介入がなんだって話は知ってるが、この状況で警察が動かねえなんてことがあるだろうか。だ

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おやじパンクス、恋をする。#236

さっきまでの怯えた表情はどこかへ消え、例のあの顔、あの殺し屋みてえな無表情で、テーブルの上に視線を落としている。そのテーブルにははたくさんのグラスと、そしてケーキとかパスタとかの食べかけが乗っている。

「雄大……おい……」

 思わず呟いた時、一瞬の隙をついて雄大はボディガードの拘束から抜け出すと、ケーキを取り分けるためのでけえフォークみてえなものを引っ掴むと、テーブルの上に足をかけ、反対側にい

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おやじパンクス、恋をする。#235

すぐに社員に取り囲まれて、暴れ出さねえよう、それこそ逮捕されたみてえに左右の腕を掴まれた。見れば、タカも涼介も同じ状態で捕まっている。

 そのまま俺らは佐島さんのいるテーブルの前にまで“連行”された。

 佐島さんは俺らの登場に一瞬こそ驚いた顔を見せたが、部下たちにがっちり拘束されているのを見て、勝ち誇った笑顔になった。

「バカどもが、まとめて警察に付き出してやる」

 でけえ音楽の流れる中、

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おやじパンクス、恋をする。#234

俺達は連れ立ってフロアに戻り、乱闘騒ぎがあったこと自体知らねえらしい客たちをかき分けて進んだ。

 そういえばボンとカズの姿が見えない。

 俺達の強引な進み方に振り返った客の何人かが、ボッコボコになった俺らの顔を見て驚いた表情をする。よく見れば、俺らの方を指さしている奴らが何人もいる。あんだけ派手にやり合ったんだ、既に警察にも連絡が入っているかもしれない。

 時間がねえ。

 兎にも角にも目指

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おやじパンクス、恋をする。#233

俺の声が試合開始のホイッスルだったみてえに、直後、全方向からパンチやら蹴りが飛んできて俺は「げひっ」とか言ってもみくちゃにされて、だんだん痛みも感じなくなってどこか他人事にああやっべえなあとか思いながら横でオラオラになっているタカの勇姿にちょっとキュンとなりつつ、そういえば雄大は? ナイフは? 考えてる間にさすがのタカもこれほどの大勢相手じゃどうしようもねえ、ぼこすこにやられ始めてああクソ、こりゃ

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おやじパンクス、恋をする。#232

「うわあああああ」

 雄大は叫んでボディガードに突進した。ボディガードもふいを付かれた感じで呆然とそれを見ていた。必死に立ち上がろうとしたが身体が言うことを聞かない。

 ダメだ、雄大。バカなことすんな。だが雄大はボディガードをスルーしてその向こう側へと突っ込んでいった。そこにいたのは……そう、佐島さんだ。

 俺は立ち上がった。全部が一瞬だった。佐島さんを刺そうとしてる雄大の背中に飛び掛かった

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ほろ苦い浴衣デートの思い出

気がつけば、あの夏から28年も経ってしまった…。

もう思い出すこともなかったのだけれど、「#あの夏に乾杯」というお題をいただいたので、ちょっとだけ思い出のページを覗き見してみようと思う。

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1991年の地方都市。
中3の夏だった。
いつも何かとちょっかいを出してくる男子がクラスにいた。

いつしか「気になる」を通り越して「好きかもしれない」と自覚をし始めた7月

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おやじパンクス、恋をする。#231

全身に力を込め、筋肉を固くして、その鉄みてえに硬い拳を、ムチみたいにしなる足先を、何とかかんとかこらえていた。

 それができた理由は間違いなくアレだ、精神力。

 雄大を守らなきゃいけねえっていう使命感みたいなもんが、俺を立たせていたんだよ。

 背後の雄大はいつの間にかベソをかいていた。グズグズと泣いて、俺がぶん殴られる度に「ううっ」と声を上げる。そのガキみてえな声に俺のモチベーションはアップ

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