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Visual Thinking Strategies 010

唐突ですが、あなたはこの絵画を見て、何を読み取りますか?

① 何が描かれているか
② 絵の中で何が起きていて、これから何がおきるか
③ どのような感情や感覚が、自分の中に生まれているか

これはVTSという絵画鑑賞法です。
できるだけ前提知識を入れずに、アートを観て、上の3項目について自分の言葉にする。
観察眼を鍛え、美意識をあげるのが目的です。
海外では学校教育や企業の幹部クラスの育成プログラムに活用されているそうです。

なぜこれが幹部クラス、いわゆるエリート向けに使われているかというと、「今何が起きていて、これから何が起こるか」ということを自分の頭で考えて言葉にするというのは非常に重要なスキルだからです。

エリートでなくとも、どこかセンスが良い人は、他の人が観えてないものまで観て、感じて、独特の視点で言葉にできる人です。

自分もそうなりたいということで、筋トレをするような感覚でVTSを始めました。最初は一人で発信していたのが、同じようにVTSに興味を持っている人がいることを知り、とてもワクワクしています。

こちらのnoteを書かれたミルキクさんはおそらく医療関係のお仕事をしていて、僕はリノベーションの仕事をしてますが、観察眼が必要という点では共通しています。異業種の方の絵画の見方、感じ方が知れるのはとても参考になります。

最後にもう一度。
ここまで読んでいただき、観察眼やセンスを磨きたいと思った方、是非、見えてるもの、感じたことをコメント頂ければと思います。正解はありません。幅広い見方がコメント欄で溢れると嬉しいです。

① 何が描かれているか
② 絵の中で何が起きていて、これから何がおきるか
③ どのような感情や感覚が、自分の中に生まれているか

実際にやってみた記事がこちら。


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