前回まで、「現状把握」、「理想を描く」、「理想の背景に気づく」ということを書きました。今回は「施策」について。

ここでいう「施策」とは今まで理想の暮らしに向かってどんなことをしてきたかということです。

ここでも3つの視点で分解して考えていきます。

「住環境」
例）今の賃貸の場所が不満だからなんとなく賃貸サイトでいい物件がないか探して、その街をちょっとだけ歩いてみた。

「住まい方」
例）マドリが気に入らないから、ネットでオシャレな人をフォローして模様替えのときに参考にしてみた。

「ライフプラン」
例）住宅ローンについて、調べてみた。家を買った友人に聴いてみた。

というようなことです。
ここで何がわかるかというと、「理想」の本気度合いが分かります。

前回までに出てきた理想に紐付いている施策もあれば、理想を描いているだけで、特に行動に起こしていないものもあるはずです。

当然ながら、既に行動を起こしているものは関心が強く、達成したい欲が強い可能性が高いです。うまくいったかいってないかは置いといて理想の実現のためにやったことすべてを書き出してみるのです。

そうすることで、前回うっすら見えてきた自分の価値観をより鮮明にすることができます。

理想の暮らし、コンセプトづくりにおいて一番大事なことは自分の価値観を認識することです。

ほっと一息、珈琲でも飲みながら書き出してみてはいかがでしょうか。
きっと楽しい時間になると思います。