見出し画像

住宅ローン、いくら借りられる?

住宅購入を検討する上で、避けて通れないのが資金計画。これを読んで頂ければ、住宅購入をする上で、資金計画のヒントになると思います。まず、必ず抑えるべきは次の2つです。

①借入可能額
②返済可能額

借入可能額:いくら借りられるか?

ズバリ、年収の7倍が目安です。複数のローン担当者や東京カンテイ(不動産データの調査会社)の方にお伺いした実績をもとにお伝えしております。※2019年3月現在

年収400万円なら2800万円
年収600万円なら4800万円
年収800万円なら5600万円

勤続年数や自己資金によって若干の変動はありますが、大体「7倍」をベースにしているようです。

ちなみに、奥様と合算でローンを組む場合は奥様の年収は約半分で計算されます。これは出産や育休で給料が減ることを想定されてです。

例えばご主人が年収400万円、奥様も同じく400万円の場合は世帯年収は600万円として計算されますので、600万円×7倍で、4200万円が借入可能額となります。

単体の場合
借入可能額 = 年収 × 7
ペアローンの場合
借入可能額 = (ご主人年収 + 奥様年収の半分)× 7

返済可能額:無理なく返せる額

ズバリ、年収の5倍です。返済可能額は貯蓄状況、お子様の有無など、それぞれの家庭によって変わってきますが、目安としては5倍であれば、比較的無理なく返せるといわれています。

例)ペアローンで組む場合
ご主人:年収400万円
 奥様:年収400万円(半分で計算)
世帯年収:600万円

年収の7倍借りた場合
借入可能額 = 600万円 × 7  = 4200万円
ローン返済額:11万3000円(金利0.7%・35年)
管理費・修繕費:2万円(マンションの場合)
月々コスト:13万3000円

年収の5倍借りた場合
借入可能額 = 600万円 × 5  = 3000万円
ローン返済額:8万1000円(金利0.7%・35年)
管理費・修繕費:2万円(マンションの場合)
月々コスト:10万1000円

総額より月々で試算しよう

予算を決める上では、総額〇〇〇万円にしようかとざっくりしか決めてない方もいらっしゃいますが、無理めなローンを組んでしまう可能性があるので注意です。月々の返済可能額から逆算で総額を決めるのがオススメです。是非お試しください。

頭金や諸費用など、その他資金計画についても今度書く予定ですので、よろしければ、フォローお願いします。

また明日!






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?