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家具の買い方・選び方【後編】

こんにちは❗️足立 淳と申します。

私は東京で株式会社サムタイムズという小さな不動産会社を経営しており、日々、お客様の素敵なお住まい探しのサポートをしています。

たくさんのヴィンテージ家具に囲まれて仕事をしています。

私自身、昨年、都内の築35年のヴィンテージマンションを購入して、リノベーションをして家族4人で楽しく暮らしています👨‍👩‍👧‍👦

さて、今回の「家具の買い方・選び方」の後編では、実際に家具を選ぶ際にどのようなことに注意しなければならないのか、お伝えしていこうと思います☝🏻


家具選びのポイント

✅ サイズ感を意識しよう

空間の広いお店で見た時と実際に部屋に置いてみた時で、家具の大きさの感じ方は大きく変わってきます。

お店で見た時にはちょうど良さそうと思ったけど、実際に部屋に置いてみたら思っていたより大きかった…💦ということはよくあることです。

きちんとサイズ(寸法)を確認して、お部屋の中でメジャーを使って実際に置いたときのサイズ感を確認するようにしましょう📏

特に実物を確認せずにオンラインショップなどで購入するときは注意が必要です👨🏻‍💻

小さなメジャーがあると持ち運びに便利です。

インテリアショップに行く時には「メジャー」を持っていくと良いでしょう。

また、ダイニングテーブルやソファなど、大きな家具を購入するときには、人が動く動線と干渉しないように、サイズを選びましょう🛋️

大きなソファを買う時は要注意です!

大人が寝転べるようなL字型の大きなソファに憧れる方も多いと思いますが、かなりサイズの大きいものが多いので、ソファを置くだけでお部屋を圧迫してしまいます😥

L字型のソファや3シーターの大きなソファは、よほど広いリビングでない限り、あまりオススメすることはできません。

お部屋の大きさに合ったものを選ぶようにしましょう☝🏻

大きな家具を買う場合には、エレベーターや階段、玄関から問題なく搬入できるかどうかの確認も必要になります。
玄関から入らなかった場合には、返品しなければならなくなったり、最悪の場合だと、外からクレーン車で吊り上げて、窓から搬入することになるリスクもあります🏗️

✅ 素材感や色味を合わせよう

家具に使われている素材を揃えることで、インテリアに統一感をもたせることができます。

例えば、木製の家具であれば、オーク材やウォルナット材が使われていることが多いと思いますが、木材の種類を合わせると、統一感が出ます🪵

また、座面がレザー張りのダイニングチェアがあれば、ソファやオットマンもレザー張りのものを選ぶと、相性がよくなります。

椅子の座面がブラウン系のファブリックであれば、ラグやカーテンも明るめのブラウン(ベージュ)系にすると、空間がまとまります🎨

もちろん、インテリア上級者になってきたら、違った素材や色を組み合わせて素敵な空間を作ることもできますが、最初は素材や色味のトーンを合わせることを意識すると良いでしょう😊

色味をまとめると、雰囲気に統一感が出ます。

私の自宅のインテリアの色や素材のテーマは「ブラック × ブラウン × スチール」です。

木製の家具は基本的にオーク材のものをセレクトしていて、サイドテーブルやミラーなど、小さめの家具にはアクセントとして、ローズウッド材のものを選んでいます。

ソファやローテーブル、サイドチェアなどは黒とスチールパイプの組み合わせで統一しています。
テレビ台もUSMハラーの黒×スチールパイプの組み合わせです。

また、リビングスペースは「黒×スチールパイプ」の組み合わせをテーマにしています。

一見、全部同じデザイナーの作品に見えるかもしれませんが、実はそれぞれ違うデザイナーなんです。

◯ テレビ台:「USMハラー」
◯ ローテーブル:マルセル・ブロイヤー「laccioテーブル」
◯ ソファ:ル・コルビュジエ等「LC3」

ダイニングチェアにもこっそり黒×スチールパイプの「チェスカチェア」をセレクトしています。

また、ダイニングエリアにもマルセル・ブロイヤーがデザインした座面が籐張りの「チェスカチェア」の黒×スチールパイプの組み合わせの椅子をセレクトすることで、ダイニングエリアとリビングエリアの接点を設けて、空間のイメージが分離しないように工夫しています☝🏻

デザイナーが異なっても、素材感を合わせるだけで、こんなにも統一感のある空間が作れます。

色味を統一すると言いましたが、例えば全部、真っ黒の家具で揃えれば良いということではありません。それはそれで統一感は出るかもしれませんが、全部が真っ黒だと、とても暗いイメージのお部屋になってしまいます。

濃い色の要素は控えめにしておき、木材など自然の素材もバランスよく取り込むと、心地よい空間が作れます🌿

アートや観葉植物も活用しよう

壁をこんなにおしゃれに飾ることもできます。

家具を色々置いてみたけど、なんだか空間が寂しい感じがする…🥲と感じる方も多いと思います。

そんな方は、壁に絵やポスターを掛けてみたり、観葉植物を置いてみることをおすすめします🌿

壁は面積が大きいので、どうしても何も飾らずにプレーンの状態のままだと、空間が寂しくなってしまいます😔

お気に入りの絵やポスターを一枚飾るだけで、驚くほどお部屋の雰囲気は変わります🖼️

壁に穴を開けるのは・・・と躊躇してしまうかもしれませんが、思い切って、飾ってみてください。今では穴が目立たないようなフックも売っています🪝

壁と同様に、床も目の中に入ってくる面積は大きいので、床にはお気に入りの「ラグ」などを敷いてみるのも良いでしょう。

観葉植物が少しあるだけで、空間が華やかになります。

また、少し大きめの「観葉植物」をお部屋の隅などに置くと、空間に動きが出て、無機質な空間でも華やかな印象に変わります🪴

植物がお部屋にあると体や心の健康にも良い効果をもたらしてくれます😊

少しずつ成長していく姿も愛らしくて、とても癒されます🍃

私のおすすめの観葉植物は以下の通り。

◯ ウンベラータ:育てやすく、葉っぱがハート形で可愛い
◯ モンステラ:印象的な葉のデザインが特徴
◯ カシワバゴム:幹と葉の色が濃いので、空間が引き締まる
◯ フィカス・アポロ:幹や葉がグネグネしていて、特徴的

照明にもこだわろう

空間の印象を大きく左右するのが「照明」です💡

日本の家庭では天井に設置する丸い蛍光灯などが主流ですが、蛍光灯の光は青白いため、どうしても空間がオフィスのような印象になってしまいます🏢

今はLEDで暖色系(電球色)の色を出せるものもありますので、青白い蛍光灯を使っている方は交換を考えてみても良いかもしれません。

電球色に変えるだけで、一気に空間の雰囲気が変わりますよ❗️

また、できればソファの脇にフロアライトを置いたり、チェストの上にテーブルランプを置けば、とても雰囲気のある空間が作れます✨

夜は照明を落として、関節照明だけの灯りにすれば、とても心の落ち着く空間になりますよ🥃

私はソファの両脇にフロアライトやテーブルランプを置いています。

まとめ

お気に入りの家具は毎日を快適に、そしてハッピーにさせてくれますし、家具選びはとても楽しくてワクワクすることです❗️

一気に買い揃えてしまったり、安いものだけで揃えてしまうのではなく、自分の心がときめくものを少しずつじっくりと厳選し、買い揃えていくことをオススメします☝🏻

家具選びのセオリーをつらつらと書いてきましたが、結局、最後は自分が心から「好き❤️」と思える家具を選ぶのが一番だと思います😊

年齢とともに好みも変わってくる可能性もありますし、家具選びで失敗をすることも多々あるかと思いますが、是非楽しみながら、試行錯誤を繰り返しながら、家具選びに臨んでくださいね。


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