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木曽おんたけE-bike観光ツーリング

今回は、観光の日記みたいなものを書いてきたいと思います。先日行ってきたのは、長野県南西部、長野県木曽郡に位置する場所です。御嶽山のふもとですね。YAMAPさんの木曽おんたけのE-bikeサイクリングのサイトを見ていて行きたくなったのが、きっかけです!

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現在は、コロナでE-bikeのレンタルは休止中でしたが、僕は自分のE-bike ( YAMAHAのypj-xc )を持っているので、それを車に積んで行ってきました。大体、4時間くらいで、御岳湖 ⇨ 御嶽神社 ⇨ ひめや(朴葉巻き) ⇨ 清滝・新滝 ⇨ 八海山神社といった具合で巡り、最後はダウンヒルで爽快に山をくだりました。途中、当たり前のように道端で猿と猪にも出会ったり、自然が豊かで文化・アクティビティ含めて、とても堪能できました。で、旅行が終わったところで、 ”Feel first, learn later” の心情で、今回好奇心が刺激されたものを、ちょちょっと調べてnoteに書き留めていこうかと思います。

1. 木曽・御嶽の由来について
木曽の由来は色々あるみたいですね。しっかりした説は不明みたいですが、色々あるのはそれはそれで面白いです。万葉集の奥十山美濃の山(おきそやま みののやま)の奥十山の"お"が抜けた説 とか「キ:生糸、生絹、生酒などの生で、ソは麻の古語であって生苧(きそ)である」とか「良材の多いところだから木育つの略」などなど

木の良材について調べていた所で、知ったんですが伊勢神宮の20年に一度社殿を作り変える時に、この辺の地域の木曽ヒノキを使っているそうですね。最初は、三重の伊勢市周辺で採っていたそうなのですが、鎌倉時代後期から檜の良材が採れなくなり、近隣の山や美濃の山、更には江戸時代中期からは木曽の森林から供給されるようになったそうです。( 遷宮には約一万本ほどの檜を使い、中には樹齢400年ものも使用するとのことです )

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御嶽の意味は、尊く高い大きい山のことで元々奈良県吉野の近峰山のことを御嶽と呼ばれていましたが、次第に各地の霊山の通称となっていったそうです。他は説では、おのたけ ⇒ 王の御嶽(おうのみたけ)⇒ 御嶽(おんたけ)というように呼称が移り変わっていったとかで、嶽詣(みたけもうで)、御嶽精進(みたけさうじ)、 国峯(くにみたけ)、に代表されるように、「ミタケ」と称する山は、修験道に関係が深い山が多く御嶽山も「ミタケ」の意味合いを強く持っているそうです。あと ”嶽”はゴツゴツと尖った峰が並んで、高く聳え立つ様子を指すことに対して、"岳"は、山が連なり聳える様子だそうです。御嶽山は確かに尖った峰が並んでる感じがしますね。また次回、登りにいきたい山になりました。

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五合目の八海山神社とかおんたけスキー場付近からの御嶽山です。

2. 御嶽神社、清滝・新滝

御嶽神社は、鳥居から檜とサワラの大木を見ながら石段を登ると荘厳な立巌の下に里宮の社殿が建てられています。階段が、全部で449段あります。神社にしては、結構登ります。室町時代後期頃から御嶽三十八社の一社として信仰を集め、江戸時代には御嶽山座王大権現の里社として全国にその信仰が広まって、一般市民の人も参拝されるようになった場所だそうです。

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周りも自然に囲まれた神秘的な場所で、石畳もかなり古いものも残っています。里宮の背後に荘厳な立岩があって、断崖から滴る流水も見所です。

清滝・新滝は、御嶽神社から少し登った所にあります。「清滝」は御嶽山を信望する行者が御嶽山に参拝する際に、百日間の精進潔斎する行場です。いかにも滝修行できそうな場所でした。

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清滝

"新滝"も同様に参拝前に、心身を清める修行する場所となっていて、滝の裏側に小さな岩窟があり、修行者はそこに籠って修行をしていたそうです。

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新滝

清滝も新滝も滝のすぐそばまで近づけるので、水が押し出す風の勢いとかやかかってくる滝の水がすごい新鮮でよかった場所です。

新滝の動画

途中に、"ひめや"という地元のお菓子屋さんでご当地名物の朴葉巻きを食べました。朴葉巻きは月遅れの端午の節句を祝う郷土食であり、葉は柏の木がない木曽地方で柏葉の代わりに朴葉を使うようになったそうです。米粉を練ってつくった餅にあんを包んで朴葉でくるみ、い草で縛って蒸しあげたものが朴葉巻きと呼ばれます。朴葉巻きは5~7月の季節限定らしいのですが、餅が包みやすいやわらかな若葉の朴葉を収穫できるのがこの季節だからだそうです。

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方ば

くるみ入りの白あんとゆずあんを食べました。個人的にゆずあんがめっちゃ美味しかったです。

3. 八海山神社

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サイクリングコースの一番上のスポットに八海山神社があります。八海山神社は入り口にデカデカと目の置き物がありますが、八海山神社の境内に湧き出る御神水は、眼病平癒の御水として信者の人達が訪れていたようです。江戸時代、目を病む人が御嶽行者に助けを求めたところ、八海山様におすがりするようにと言われ、一心に経を唱え信心するようになりました。ある日のこと八海山大神が夢枕に現れ、わが社の水を汲みこれを目につけるべし、とのお告げがあって早速旅支度を整え御嶽へ登山し、水を持ち帰って一滴ずつ目に差したところ、日に日に快方へ向かい全快したとの言い伝えに残っているそうです。

最後は、ここからダウンヒルですね!ちょっと写真やら動画はないのですが数時間かけて登った所を、30分かからないくらいで一気にくだります。自転車ですが、普通に40km/h超えるのでヒヤヒヤしつつも爽快にくだれます。一瞬のアトラクションですね(笑) ボードとかのイメージに近いかな。E-bikeは登りがアシストあるので、そこまでキツくなく最後にダウンヒルを楽しめるので、E-bikeの魅力としては疲れずに観光スポットを気軽に周れる所やダウンヒルの爽快な部分を存分に楽しめる所がありますね。最近は、観光スポットでのE-bikeレンタルも増えてきているので、オススメです(^^)

4. おわりに

今回、巡ったルートはこんな感じです! ( YAMAPアプリの3D動画 ), 僕も今ままで知らなかったですが、YAMAPの地図の中にE-bikeの観光ルート・観光名所スポットやお店が表示される機能があったので今回、巡る時はだいぶ快適でした。今後も、こちらを使いながら色んな観光スポットを巡っていこうと思っていますので、またその時に note更新していこうと思います!


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