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パンドゥグ音源集

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K-POPに関する自作の音源集です。作品というよりは楽曲分析のための素材という位置づけのものが多いです。
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#Lovelyz

MAMAMOOの「あんたが一番や」と、LOVELYZの「くしゅん!」のマッシュアップです。まったく違うようで、どこか似たところのあるような気がする2つのグループ。

この曲については、基本の調性構造が同じ(Aメロ、BメロがFメジャー、サビがEbメジャー)なため、うまく合わせることができそうだな、ということで作業を始めました。

そんなわけで完成した今回のマッシュアップ。「スカッと爽快なLOVELY

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Wow!DreamCupid!

OMGvsSHINeevsLOVELYZ

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さて、おまちかね(まってない?)、マッシュアップのお時間がやってまいりました。

今回は、おまごるのCupidとSHINeeのどりごる、そしてLOVELYZのWowの3曲。ちょっともりすぎ感は否めませんが、それもまたご愛敬。まだまだ、マッシュアップ芸人見習いということでお許しを。

いずれの曲もEを基調にしているところが和声上の特徴で、とくにCupidとDGは宇宙和声がぴったりということで、両曲の

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新三部作の第1弾として発表されたLOVELYZのDestinyは、これまでの長調系の活動曲に対して、初の短調の活動曲となりました。

ジャズスタンダード曲「枯れ葉」の進行をモチーフとして発展させた和声は、ジャズでいう「リハーモナイゼイション」と呼ばれる手法をごりごり盛り込んだ大変複雑なもの。

というわけで今回もジャズのスウィングアレンジで弾いてみました。原曲の和声をそのまま弾いてもジャズっぽいキ

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LovelyzのCandy Jelly Loveは中心の見えない浮遊感が特徴だが、和声を変更し、中心の見えるスタンダードなスタイルにしてみることもできる。

|Dm7|G7|C△|Am7|×2
|II |V |I |VI |×2

原曲のふわふわとした浮遊感が減り、中心が見える安定感と、そこに向かって動く情感のダイナミズムが生じる。少し内向的な雰囲気が魅力のLovelyzだが、この和声にするとちょ

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LovelyzのCandy Jelly Loveは中心の見えない浮遊感が特徴。Aメロ冒頭の和声は下記のとおり。

|F△|F△|Em7|Am7 G6||F△|F△|G6|Am7 Em7|
|IV |IV |III |VI V||IV |IV |V |VI III|

調の中心にあるはずのI=Cが登場せず、中間的な存在のIV=Fを起点にふわふわと感情が揺らぐ…という和声の構造になっていて、Lovel

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LovelyzのAhChooのサビの和声(下記)は、「ドミナントモーション」と呼ばれる和音の動きの連鎖に乗せて、恋愛に揺れる乙女心を情感豊かに表現している。

|Ab△|BbonAb|Gm7|Dbdim|Fm7|Am-5onEb|D7|Bb|

ほぼ1小節ごとに音階が変わっていく複雑な響きは、原曲通りに弾いても、モダンジャズ的なアドリブがしっくりくる。これはHiのサビも同様。名門バークリー音楽大学

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LovelyzのHi~(あんにょん)のサビ。チャーリー・パーカーのConfirmationに似た高速の4ビートで弾き倒したくなるような和声。AhChooと同様にオーソドックスなドミナントモーションを繰り返す機能和声に従った進行。

|F|Bb|Em-5|A7-9|Dm7 G7|CM7 FM7|Gm7|Csus4|

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LovelyzのAhChooのサビの和声(下記)は、「ドミナントモーション」と呼ばれる和音の動きの連鎖に乗せて、恋愛に揺れる乙女心を情感豊かに表現している。

|Ab△|BbonAb|Gm7|Dbdim|Fm7|Am-5onEb|D7|Bb|

ほぼ1小節ごとに音階が変わっていく複雑な響きは、原曲通りに弾いても、モダンジャズ的なアドリブがしっくりくる。これはHiのサビも同様。名門バークリー音楽大学

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