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【ただ語る】バルダーズ・ゲート3(BG3) 何も知らない状態でプレイした感想


始めに

デジタルゲーム「バルダーズゲート3 (Baldur's Gate 3)」に関する記事です。
筆者は「面白そう」と思ってから完全に情報をシャットアウトして1週目をプレイしています。(その後、情報収集して2・3週目をプレイしています。)
初回プレイ時の環境は   D&D未経験 / ハード:PS5 (日本語対応版)/ ソロモードのみ / 難易度:探検家 (Normal) です。
 ・プレイ済みで他のプレイヤーの顛末を知りたい方
 ・未プレイ、序盤で挫折した方
がメインターゲットになります。ビルドや真面目なアドバイスは索引に乗せている別サイト/記事を参照ください。
完全に初見の1週目が一番サイコーですので、今後プレイ予定の方は興味出た時点でブラウザバックして購入に進むのを推奨します。

マイメンを紹介するぜ(※ネタバレあり)

フェイルーン某所・・・。
最終決戦がいよいよ始まる。エピローグまで一緒にいたキャラクターは3人おそらく色々酷いことをした旅であった。

※1週目終了時点でのメモをもとに書いているので世界観やシステムに対しての解像度がすさまじく荒いです。ご了承ください。

マイキャラ:

・(油投げ師) → クレリック → 死霊術師
 ・クレリックLv6(生命の領域)
 ・ウィザードLv6(死霊術)

・主人公はヒーラーにするとカッコ良いって MOTHER2 で学んでいたのでクレリックスタート。パラメータが分からなかったので回復役だし要らんだろって思って耐久力だけ下限にしてそれ以外全てに平均的に振った
 ・振り返ると最悪のビルドである。まあそれでもクリアできたので。
・種族はハーフエルフ/ドラウ。なんかいっぱい能力があったから。

・主な操作キャラなので戦闘時の先頭になりやすいが恐ろしく紙装甲で初動で死ぬ。おかげで戦闘の予兆に敏感になる能力が身についた。赤いタルが置いてあるとだいたい戦闘ある、とか。
・片手にメイスを持っていても片手で盾を持てることに中盤気づく。 ★革命ポイント
・周りが追加アクションを習得した頃に非力過ぎて絶望していたところ、コピーの自分が火球(FireBall)を使ってきて強さに感動(1敗)。ウィザードの道へ
・追加アクションを増やすのではなく、メンバを増やせば良いじゃない と気付き、死霊術師の道へ。ガチ戦闘時は仲間欄がシャドウバースで回ってるときの手札みたいな状態になる。

死霊術師の本気体制(マジモード)。なお範囲攻撃されると一瞬で消し飛ぶ。

・死霊術の関係上、常に死体と骸骨を探すようになる。
 ・拠点には死体が4つ常備されている。
 ・
マップ上には「死体 大量」というタグ付けが行われる。
 ・死体の重さを常に考えるようになる。ハーフリングや子供は軽くて扱いやすいとか。

最終決戦付近時には、色々便利な絡め手役に。クリア後に「死霊術 クレリック」で検索したけどまったくヒットしない。かっこよくない?強くは無い。


レイゼル:

・永遠の前線火力。頼もしかった(過去形)
 ・ファイターLv6(チャンピオン)
 ・ローグLv4(シーフ)
 ・バーバリアンLv2

ギスヤンキの卵を入手してから常に持っている。欲しがってるヒトは、スリしようとしたらバレて殺してしまった(×2)。孵ったりするかと思ったけど結局孵らなかった。地味に重くて邪魔だった。
・クリティカルヒットにすべてを懸けている構成のためムラがすごい。
・序盤はなんだこの性格クレイジーなキャラクター…って思ったけど、信じてたものにひたすら裏切り続けられ続けてもクリティカルヒットで斬り伏せていく様子は主人公だった。守護戦士でクリティカル出すの、気持ちが良い。
・錬金・食料・金品はすべて持たされている。
・ここに載せているが最終決戦頃に裏切ったのでエピローグ時にはお亡くなりになっている。最終決戦ではゲイルが代打で頑張ってた。


カーラック:

・メインヒロイン。なお最後は爆発する。
 ・バーバリアンLv7(ワイルドマジック)
 ・パラディンLv5(復習の誓い)

・バルダーズ・ゲート3の良心。すべてが狂ってる世界でこの方だけは非常にまともな感性をしている。最初に暴れまくって建物火事にしてたのが… ギャップ燃え。
・ワイルドマジックバーバリアンで序盤は無双していた。
 後半はワイルドマジックの追加効果がデコピンみたいダメージしか出ないのに安定しないので、初回無料ガチャの感覚で激怒。周りに草生やして味方が動きづらくなるのはやめて欲しかった。
・パラディンにしたけど活かせず、デコピンみたいな光輝ダメージを追加する技ばっかしてた。性格が良いので気にしない。
・バーバリアンがそもそも超扱いやすかったので気にしない
・マイキャラの死霊術のために死体を常時運搬している
・マイキャラの火球で一緒に燃やされがち
・すごい丁寧に寄り添った気がしたんですが最後に爆発してお亡くなりに。何したら良かったの?


アスタリオン:

"三段箱の上の英雄" 。メイン遠距離DPS。
 ・ローグLv6(アサシン)
 ・ファイターLv6(バトルマスター)

・第二の主人公。マイキャラの次に単独操作している時間が長い。主に罠解除・鍵開け・スリ・窃盗。
・序盤強い→中盤よわよわ→ファイターLv5の追加アクションや二刀流から覚醒
・罠や毒の地帯ではとりあえず単独で歩かさせられる。シーフがこうなるの、ロールプレイング的にも正しくて良い。ただしサブクラスはアサシン。シーフの汎用的な強さは2週目以降に気付く。
・ファイターになってから二刀流でダガーを振り回していたが、途中でハンド・クロスボウが二刀流できることに気づき最強の攻撃キャラに進化した。(★革命ポイント)
・全力攻撃が大体当たるので強い。
・初手で敵に崖から蹴飛ばされてロストしがち
・ムーンライズタワーから援護しに行くのめんどくさかった…いっそ死体になってしまった方がラクなのに…

ケセリックに蹴られてタワーから落ち、瀕死になっているアスタリオンにドン引きしている図

・覚えてられないほどのスリと盗みの前科があって一緒にいるといつ捕まるかわからないので、集落ではとりあえず入り口に放置される
・箱のフィールド設置にターンがかからない(★革命ポイント)ことに中盤気づき、開戦で箱を3段積んだ上に立つことで高さ有利が大体取れる(★革命ポイント) セットアップを発見し覚醒。
・箱を3つ持ってる箱マニア。金属の箱を見つけたときに相当テンションがあがった。でも火球に巻き込まれて普通に壊れちゃった。この世界ってそういうもの?
・不可視の魔法 ✕ スリ = 最強
# 余談だが、演奏中にスリやすいことを知って2周目に敏捷バードをマイキャラにした。演奏してるキャラはスリできないじゃん、と気づいたのは Act1中盤。


その他の皆様:

・シャドウハート:
 気づいたら居なくなってました。
なんか口悪い不死身のお姉さん助けたところあたりな気がする。固有名詞多くてちょっと話掴めなくて…ごめんて。
ウィル:
 話良くわからないまま選択肢選んだら、スッと消滅した。あっけなさ過ぎて笑ってしまった。パーティーのカーラックは超泣いていた。
・ハルシン:
 
3人衆の1人に誘拐されました。その場でちゃんと助けたのですが、レベル5だったので同じ場所にいた雑魚(レベル11)に刺されて死にました。これ私悪いですか???


これ把握しておくと面白いポイント(※ネタバレなしの気持ち)

上述、「革命ポイント」のおさらいでもあります。最初に気づいていたらもっと楽しめたのになぁ~という内容を厳選しています。

・初級呪文・儀式呪文は呪文トークンを使わない

・なので初級呪文の選択は結構重要。
・特に 導き(Guidance) はあると探索が段違いでラクになる。最初選んでたのに何か減ると思って使えなかった。この世界では消費しない呪文もあるんです。

・バッグ to フィールドへの設置はアクション(ターン)を消費しない

・プレイヤー間のアイテム移動もターンは消費しない。
・インタラクトも同様にアクションを消費しない。難易度上がると敵も鍵付き扉を毎ターン閉じてきてイラッ☆としたりする。
・いろいろできることに気づいて感動しました。
 ・箱を持ち歩く → 積み重ねて設置→登ることで高さ有利を取る

"三段箱"セットアップ。少しバラバラに置かないと登れないので注意。

 ・蝋燭を持ち歩く →  設置→着火→「浸す」サブアクションで火攻撃を付与
 ・樽を持ち歩く → 設置→範囲攻撃に巻き込んで広範囲攻撃

・ポーションは飲まなくても地面に投げて触れると範囲回復できる

・つまり1個のポーションで複数人のヒールができる。
・魔道士の手(Mage's Hand)を召喚 → アイテムのポーションをフォールドにバラ撒く(※アクション不要)→ 手にポーション投げてもらう のようなプレイングも可能。
・手はそれ以外にも便利なのに1週目はぜんぜん活かせなかった。罠に突っ込んで解除しにいったり、小さい穴に入って偵察したり…

・遠距離・近距離の武器の効果は持ってるだけで基本は発動する

・遠距離アタッカーは習熟してるならとりあえず盾持たせてOK(盾のAC強化は常に発動する)
・近接メインキャラの遠距離武器、遠距離メイン武器の近接武器は威力気にせず追加効果あるものを装備するのがオススメ

・特技の「二刀流」は、近接武器以外も二刀流できる

遠隔キャラはライト・クロスボウの二刀流、魔法キャラは杖の二刀流も強力です。"刀"って書かれてるのでなんとなく近接武器だけと思ってしまう。

・集落の一部に悪さを働いても、集落全員が襲ってくることはない(見られなければ)

・周辺のグループだけ敵対するけど、それ以外は平然と今まで同様の付き合いが可能。過度に恐れずに良い。
・牢屋の看守長だけノックダウンしても、徘徊している看守は襲ってこなかった。さすがに異常を検知して不思議がってほしい


おすすめパーティー(キャラクリ)(※微ネタバレあり)

★ 何を選んでもなんとかなるので安心して自由に冒険してください。

初見 探検家(Normal)でしたが、全然なんとかなります。マルチクラスが使えない冒険家(Easy)は少し勿体ない気がします。
ダークソウルシリーズと比べられているレビューをたまに見かけますが、あれは おどろおどろしい雰囲気と、カタカナ固有名詞の多さを言っているだけです。ただしこまめにセーブはしましょう。

それでも何かを足がかりにしたい方向けにマイキャラ初回プレイのオススメを紹介していきます。(以下、微ネタバレあり。)

基準は ①複雑度が低い ②サブアクションを有効活用できる ③バルダーズ・ゲートっぽさをふんだんに味わえる を起点にしています。

前提:

・リスペック(クラスの再振り直し)はかなり序盤から可能です。貧相に育ってもなんとかいくのが本ゲームですが、強えキャラを使いたい場合はこの記事… ではなく、その下の「索引」に貼った記事を見に行きましょう。この項目ではフワっと要点抑えてササっとプレイにすすみたい方へ書いています。
・ぶっちゃけ:ギスヤンキとかハーフオークが汎用的に使いやすいです。が、初回プレイで自分の投影キャラの人外みが強いのを気にする方も多いと思うので… あえて回避してみました。

<1.> 種族:ヒューマン / クラス:モンク(サブクラス:開手門)

・背景は 兵士(運動 & 威圧)で良いでしょう。脳筋っぽくて
・アビリティは 筋力17、敏捷力14、知力は要らないとして、あまりを耐久力と魅力に良い感じに振りましょう。初回プレイは魅力多めがオススメ。この世界では威圧も説得もペテンも魅力で判定されるので。不思議ですね。
・種族技能で 知覚 、通常技能では 看破 と 軽業 あたりが良いでしょう。
・筋力モンクです。Lv4で「酒場流喧嘩殺法」と筋力+1 を取りましょう。その後のあなたの遠距離攻撃は「投げ」からの「ほどよく重いテキトーな武器投げる」です。脳筋していきましょう。
【ポイント】
・「ヒューマンの多彩」と筋力特化により、ひたすらアイテムを持てます。初見だといろいろ持ちたくなるので。
・モンク、敵味方にあんまり居ないのでマイキャラにするとプレイ感が掴めてオススメ。いろいろあって初周は筋力特化推奨です。筋力特化だとぶっ壊れた火力が出て楽しいです。


<2.> 種族:エルフ(ウッドエルフ) / クラス:パラディン(サブクラスは気に入ったものを)

・アビリティは 魅力に16ほど振ると良いです。知力は要らないので下限でOK。筋力はなるべくあると良い、という感じです。
・技能は 宗教 と 医術 とかですかね。高潔そうなので。(どちらも役に立つ場面…あまりないですが。ぶっちゃけ 威圧 とかが強いっす。
・「誓い」は何を選んでもそこそこに戦えます。パラディンは自力ヒールも可能なので凄く使いやすいです。
・「誓い」という縛りを受けるのがロールプレイをしやすくて良いです。まあ意識しないとすぐに破っちゃうのですが。破っても強い、むしろ破ったほうが強いまであるので楽しい。
・ウッドエルフは移動距離があがるので単純に近接キャラに使いやすいです。隠密が?有利?みたいな特性は見なかったことにしましょう。
【ポイント】
・高い魅力により選択肢のコントロールがしやすいです。
・メインパラディンは汎用性が高くてマルチクラスもしやすいです。魅力に振っても戦闘が安定するので、いろいろやりたくなりそうなヒトにオススメ。


<3.> 種族:ハーフリング(ライトフット) / クラス:バード(剣の学派 → 二刀流)

・呪文は 「癒しの言葉」は便利です。次点、デバフ&ダメージが優秀な「耳障りな囁き」。あとは 序盤にかなり強い「睡眠」、前衛の保護ができる「勇壮」、ヒットすれば強力な「ターシャの抱腹絶倒」あたり、お好みで。
・楽器はフルートにしておきますか。ちょっとだけ軽いので。
・背景はイカサマ師などにして、鍵開け担当を兼ねると快適さが上がります。
・アビリティは 敏捷力に17、魅力に15、筋力と知力は最低でも問題ありません。
・技能習熟は 知覚 、芸能、説得 あたりを。
・ハーフリング等の身長低い属は、移動距離が短いのが近接キャラには結構痛いので遠距離ビルドをおすすめします。仲間には居ないのでパーティーにしたときにメリハリ?も付きます。
・バード(剣の学派)はこの世界では高火力の一角です。Lv4 の特技選択で二刀流を選んでライト・クロスボウを両手持ちするのがロマンが合って良いです。
【ポイント】
・パーティーに1人は欲しい鍵開け担当ができるので、パーティーの編成自由度が高まります。
・器用なのでスリや不法侵入で遊びましょう。この世界ではたんまり物を買った商人からスリをするのが基本仕草とされています

索引

2週目以降、まとまった記事がないなぁと思ったので備忘録的に。

・GameWith
日本語記事で体系的にまとまってるのはこちら。ガイド見ながらプレイしたいのならば。種族やクラス分岐が無視されていたり攻略順番がいまいち直感的ではない気はします。

・Baldur's Gate 3 Wiki
網羅的な情報の参照に。特に下記のマルチクラスガイドが参考になったわりに見つけ辛かったのでリンク置いておきます。

・クラスTierランク(ビルド方針付き)
リンクにある「全クラス役割・ビルド解説」も合わせてオススメです。


以上です。
未プレイの方はぜひプレイを。プレイ済みの方はあなたの冒険記を教えてください。バルダーズ・ゲートに!

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