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トコジラミとは?日本の電車にも⁉症状や対策・ホテルマップなどについて調べてみた

こんにちは!しおみんです。
今年のGWあたりに久々の海外旅行を計画していて今からウキウキしているのですが、気になるのが「トコジラミ」の被害。

ここ数年、国内外の旅行者が増えたこともあってか、旅行先から持ち帰ってしまうことも多く、海外旅行先で被害にあったというニュースを目にします。
そして、最近では日本の電車にもトコジラミの目撃情報が…。

なんとか目視できるサイズのようですが、これは不可避…。電車のシートにいるなんて想像できませんよね。刺されたり、服やバッグに付着して自宅にテイクアウトしてしまう可能性も(ToT)

そこで今回は、トコジラミとはなんなのか、噛まれた時の症状や治療法、自分できる対策方法などを調べてみました!

トコジラミとは

トコジラミとは、じつは「シラミ」ではなく、カメムシの仲間。「カメムシ目・トコジラミ科」の昆虫です。別名「南京虫」や「床虫」とも呼ばれるそう。

体長は約4.5~5mmと、ダニに比べて目視できるサイズですが、なんといってもその特徴は、吸血性と繁殖力の高さ。

トコジラミは人間の血液を一番の栄養源としており、犬や猫、ネズミやうさぎなど、動物の血液も吸います。しかしながら、血を吸わなくても2~3ヶ月は生存できるとか。つよい…。

トコジラミは繁殖力も高く、1日に1日3~6個の卵を産むため、猛スピードで数が増えていきます。卵を持っているトコジラミを1匹でも自宅に持ちこんでしまったら、繁殖は避けられないのかもしれません。

トコジラミの刺された・噛まれた時の症状と治療法

トコジラミに刺された場合の症状は人それぞれですが、多くの人に赤い湿疹とともに痛みや激しいかゆみや発熱があるそう。

また、なかには痒みによる不眠や掻き壊しによる肌トラブルも。
刺されたら、なるべく早く皮膚科を受診し、痒みを抑える薬を処方してもらいましょう。

皮膚科では抗ヒスタミンやステロイド剤配合薬などの塗り薬が処方されるのが一般的とのことです。

トコジラミはどこにいる?対策方法

トコジラミは、暗くて温か場所が好き。活動時間も人が就寝している夜間です。そのため、すぐ吸血ができるベッドやカーペットまわりに潜んでいます(かしこい…)。また、体の形状が平べったいので、畳の目やダンボール、床や壁の隙間などにも。

宿泊先などのホテルでトコジラミを見つけるには、まずベッドや押入れまわりをチェック。トコジラミが血を吸った後に出す血糞(墨汁のような色のフン)はないか確認を。

旅行先でできるトコジラミの対策方法

1.荷物はバスルームに置く
トコジラミはツルツルしたもの、場所に潜むことはできません。荷物をバスルームに置くことで、荷物や衣類への付着を防止。

2.スーツケースはプラスチックやアルミ素材に
布ではなく、ツルツル素材のスーツケースやバッグで荷物への付着を防ぎましょう。

3.蚊よけをしっかり塗布する
蚊よけの薬がトコジラミにも効きます。ディートなどの成分を含んだ虫よけを肌の露出部分にしっかりと塗り込みましょう。

4.電気を付けたまま寝る
トコジラミは暗い場所で活動するため、部屋を明るくすることで吸血を防げる可能性は高いでしょう。明るくて寝れない場合は、アイマスクを。

最近では、薬剤メーカーからトコジラミ駆除スプレーなどが販売されているので、部屋に入ったらまずベッド周りに使ってみると安心かもしれませんね!

旅行前はトコジラミマップをチェックするとよいかも

世界的にトコジラミ被害が多発していることもあってか、被害があった宿泊施設や場所がわかる「トコジラミマップ」なるものがあります。
おそらく、各所すでに駆除は完了していると思いますが、参考にすると対策に役立つハズ。

上は日本、下は韓国のトコジラミマップです。

さいごに

トコジラミ…怖いですね。小さいお子さんやペットも心配です。
対策をしっかりして、旅行やお出かけをおもいきり楽しみたいですね。

それでは~!

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