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<ステップ02>提案期 会社とはどう交渉するのか?             ~<知っておきたい個人事業主に関する基礎知識(その3-ギグワーカー・IC・フリーターとは?)>~

(その2から続きます)
続いてご参考まで最近よく耳にするフリーランス、個人事業主以外の働き方(用語)を簡単に解説させていただきます。

【ギグワーカー】

ギグワーカーとは、インターネットやアプリなどのプラットホームを利用して、単発の仕事を請け負う労働者の総称です。

ギグワーカーの「ギグ(gig)」とは音楽用語で、ライブハウスやクラブで行う一度限りのセッションを指す言葉です。そこから派生して、単発の仕事を請け負う人のことをギグワーカーと呼ぶようになりました。

継続的に案件を受注するのではなく、インターネットやアプリなどを利用して単発の仕事を都度受注する働き方です。

代表的なギグワークは、Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達員がイメージしやすいと思います。

単発の仕事を受注するギグワーカーとは違い、フリーランスは案件を継続して受注し、その遂行においては、専門的スキルが一定レベル求められる傾向があります。

【インディペンデント・コントラクター(IC)】


インディペンデント・コントラクター(IC)という言葉は、今までの言葉に比べると一般的ではないかもしれません。以下に筆者も所属するインディペンデント・コントラクター協会のICに関する定義を引用します。

『"期限付きで専門性の高い仕事"を請け負い、雇用契約ではなく業務単位の請負契約を"複数の企業"と結んで活動する"独立・自立した個人"のことを、インディペンデント・コントラクター(以下IC)と呼んでいます。
サラリーマンでも、事業家でもなく、フリーエージェントである働き方。つまり、「雇われない、雇わない働き方」こそが、ICの生き方です。』
(引用終わり)

フリーランスのカテゴリーに該当する働き方ですが、さらに専門性が高く独立性が高いイメージです。本書で想定する個人事業主のイメージもこれに近い働き方です。

【フリーター】

フリーターは、フリーアルバイターの略です。

内閣府による平成15年版国民生活白書では、フリーターを「15〜34歳の若年(ただし、学生と主婦を除く)のうち、パート・アルバイト(派遣等を含む)及び働く意志のある無職の人」と定義しています。

フリーターもフリーランスも正規雇用されていない点は同じですが、フリーランスはどの企業にも「雇用されていない」 のに対して、フリーターは正規ではなく非正規で単発的に雇用されている点が違いとなります。





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