「エイジレスで定年のない働き方」の実現をサポートする中高年専門ライフデザイン・アドバイザーの木村勝です。

「働けるうちは働く」ための意識改革

自分のＯＳ（オーエス）を意識する

皆さんは、「トランスファラブルスキル」（「ポータブルスキル」とも言います）という言葉を聞いたことがありますか？

トランスファラブルとは「持ち運び可能な」という意味で、どの職種に転職したとしても必要とされる、汎用性の高いスキルのことを言います。

例えば、シニアの皆さんは難しい案件に対応したことにより、問題発見能力や状況判断力、時間管理能力等のスキルをそれぞれ独自に習得しているはずです。

スキルを「在職していた○○会社での○○職種（人事や営業など）」といった個別業務ではなく、その経験を通して習得したもの」としてとらえるのです。

トランスファラブルスキルは、実際の業務を通じて培われるスキルです。

シニアの皆さんは長年のサラリーマン生活でそれぞれ独自の専門性をお持ちですが、その専門性を効果的に稼働させるためにベースとなるスキルがトランスファラブルスキルです。

パソコンでいうと個別ソフトが専門キャリアで、専門キャリアを発揮させるＯＳ的なものがトランスファラブルスキルと考えるとわかりやすいかもしれません。

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