こんにちは。読んでいただきありがとうございます。
学生の頃から憧れていた映画アメリのような部屋での暮らし。
ここではマンションを購入し、そんな憧れだったアメリ部屋づくりの道のりをつづっています。

以前までのお話 ↓

【アメリをイメージする赤がない！】

お店で相談したことによって施工部屋の壁紙の切り替え部分は概ね決まった。あとは頭で考えていても進まないので手当たり次第気になる壁紙をピックアップすることにした。まずはやっぱり輸入壁紙を知ったきっかけとなったWALPAさんから探してみる。

しかし…

思っているより赤系の壁紙がない！！！
国産の壁紙とは比じゃないくらいありとあらゆる個性的な色柄、ポップでカラフルな壁紙があるのだが、色で絞ると赤系の壁紙って少ない！！
厳密に言うと、赤系の壁紙はそこそこあるのだが、アメリをイメージする赤がない。

アメリの赤って、絶妙な色。

落ち着きのある赤、でも暗すぎない、かわいらしさもある赤。私の中でアメリの赤ってそんなイメージ。

それと柄。なるべくクラシックな柄、花柄やダマスク柄を見てみるのだが、なんか、こう…現代的？な感じが多い。クラシックな中にもモダンな要素が入っているような…
花柄も難しくて、クラシックな花柄だとかわいくなりすぎたり、ちょっとカントリー調な感じのものが多い。

いろいろ見ていると迷走してくるもので、赤系でピンとくるものがないので少し諦め気味になり、第二候補の緑でも探してみる。緑はもともとキッチンで使うつもりだし、最悪リビングダイニングも緑系にして、窓が大きいのでカーテンとソファで赤を入れようかと考えてみたり。

緑系の壁紙はわりとたくさんヒットした。

緑系でドンピシャにハマったのはこの柄だった。

この柄、めちゃめちゃかわいい！！！
ウィリアムモリスと言えば最も有名なのはいちご泥棒だと思うが、
この柄もモリス好きからしたら超有名な柄ですよね。
この壁紙なら私の理想としている色味の赤も少し入っているし、緑の色味も理想的な色味。リビングダイニングをこの壁紙にして、この壁紙に入っている色味の赤をカーテンに使ったらどうか…？

これはこれでたぶん可愛い感じになりそうだ。ただ、アメリ部屋っぽくなるかというと…？

【ウィリアムモリス、盲点だった】

モリスの壁紙はとても好きだ。しかしモリスの柄はアメリ部屋の雰囲気とは少し異なるので選択肢に入れていなかった。
だが色味が抜群。私のイメージする色味とドンピシャなものが多い。
話は脱線するが、下のモリスの壁紙のイメージ写真を見てほしい。

この写真のように壁紙に柄物２種類を使い、椅子の生地にも柄物を使っているコーディネート、最高すぎる。
テイストは違うが私がやりたいのはこういうことです。
（#06【壁紙選びにおける私の願望】参照）
ここでWALPAさんに限らずウィリアムモリスに絞って壁紙を探してみた。
するとマナトレーディングさん（以下マナさんと呼ぶ）がヒットした。
ウィリアムモリスの壁紙に関してはマナさんのホームページの方が豊富に閲覧することができるようだ。
マナさんは以前カーテンが気になってショールームも見に行ったことのあるお店だ。私の勝手なイメージだと、マナさんはカーテンとか椅子の張地とかファブリックのイメージが強かった。
それと、めちゃくちゃ高級なイメージ(笑)
そんなイメージだったので、想像以上にホームページ上でモリスの壁紙が豊富に閲覧できたのはテンションが上がった。

そして、アメリのイメージに合いそうな赤系の壁紙を何種類か発見！！

そうと決まればサンプルを早急に手配しなければ。

【壁紙サンプルと海外取り寄せの大変さ】

壁紙の質感や色味は画像だけでは微妙なニュアンスなど分からないのでサンプル取り寄せは必須だ。
壁紙決め、それから壁紙発注、そして施工。これを1か月半ほどで行わなければいけない。ネックなのは壁紙発注で、輸入壁紙の場合、運良く国内在庫があればすぐに手元に届くが、国内在庫がない場合は海外から取り寄せなければならない。海外から取り寄せの場合は1～2週間ほどかかる。
しかもこれは海外に在庫があった場合の話。もし海外にも在庫がなかった場合、いちから生産となるので、そうなった場合は1か月以上待たなければならない可能性もある。そうなったら壁紙施工は引っ越し前までには間に合わない。施工日程は延期するしかなくなる。
このことを施工をお願いするお店の人に聞いた時、輸入壁紙って一筋縄ではいかないんだと実感した。
（そして今後さらにそれを痛感することになる。）

サンプル取り寄せも無料ではない（国産壁紙は無料だったかも）のでできるだけ絞った方がいいのだが、絞っている時間はない。それに失敗しない、妥協しない為には気になる壁紙はすべて実物を見ておきたい。

気になるものは全てサンプルを取り寄せた。