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学び続けるドクター。なぜ学ぶことは大切なのか?

アチーブメント社という企業の社外研修に参加しています。
セミナーに出ると、意外なことにドクターと一緒になることが多いです。

これまで30人以上の医療関係の方と名刺交換をし、10人以上の方とは友人としてお付き合いもさせていただいています。

これまでご縁をいただいたドクターや医療関係者は、

整形外科医・歯科医・内科医・産婦人科医・皮膚科医
鍼灸師(鍼灸院)・柔道整復師(整骨院・接骨院)

など、多分野にわたります。


私がまず驚いたのは、ドクターが医療技術ではない自己啓発研修を受けていることでした。

特に、開業医(独立された方)は、現場があるにもかかわらず医院を休みにしてまで参加しています。

「医者も一人前になった後、勉強しない人は多い、そのような医院はどんどん廃れていき勉強しているドクターの医院は、ますます繁盛している」

とあるドクターがおっしゃった言葉が、非常に刺さりました。

自分の経験を思い出すと、確かに2度と行きたくないと思った医院もあります。

より良くなろうと努力しなくなったら、医者であっても患者が来なくなり、つぶれていくのでしょう。

使命感を持っている人が、より成長しようと「代価の先払い」をしているのだと思います。

ある産婦人科の事例

研修で仲良くなった京都のハシイ産婦人科さんの会社見学をさせていただきました。

https://hashii-hp.jp/

院長の橋井先生に話を聞き、スタッフさんともお話し、経営者としての学びがとっても多かったのですが、それだけではありません。

院長、スタッフとも強い使命感がとても刺激的だったのです。

<産婦人科の現状とハシイ産婦人科さんのビジョン>
・少子化のスピードが速く潰れる産婦人科が多い → 年間40件ほど
・その結果、産婦人科のない市町村が増えている
・産婦人科はリスクが大きい
 → 万が一お母さんが亡くなった場合の損害賠償額が非常に高額
・なり手が不足し、さらに働き方改革で医師が常に不足
 → どの医院も少ない人数でオペレーションする
・コロナで受け入れ先のない患者さんも来る
 →ドクターは体も心も削りながら仕事をしている
・日本の産婦人科は世界トップレベル。
 しかし妊婦の死亡例は年間29人ほどある

・課題解決のために、緊急時の対応ができる産婦人科医を育てたい
・そのための教育制度をつくり、全国の産婦人科に講習している
 → 累計受講者1.8万人

橋井先生は日本国内で非常に有名な産婦人科ドクターです。

65歳ですが、常に学んでおられて、患者さんはもちろん多くのドクターにも貢献しています。

沖縄やカンボジアでも活躍されているのです。

副医院長の藤井先生とも仲良くさせていただいていますが、彼女は橋井先生のかかげる理念、ビジョンの実現、さらに自分の人生ミッションの実現のために、私が受けているのと同じ社外研修を受け続けています。

なぜドクターが自己啓発を学ぶのか?

藤井先生は今は休みが月に2〜3日しかないそうです。
それでもなぜ勉強し続けるのか。

藤井さんの人生ミッションとは、妊婦さんの健康管理をよくしたいというものです。

ご自身のお子さんが障害を持っているということもあり、母体の健康管理、それに必要な情報提供、お母さんを支えることに強い使命感をお持ちです。

新聞にコラムも書いておられます。

このコラムを拝読しても、お母さんへのとても強い愛情を感じますね。

学び続ける意味と意義

お金をもらって働く人は、みんなプロです。

・プロとしての使命感
・プロとしての自己啓発

どの職業、職種でも大事なことは同じだと気付かされました。
成功する人は常に自ら学ぶことを選択しています。

先日、自社でもスタッフ向けに2日間の社外研修を実施しました。

会社の理念浸透だけではなく、社員の自己実現に繋げたいと考えたからです。

この研修を行うかどうかはかなり悩みましたが、成長と成功のために必ず意味のあるものだと確信していたので、思い切って開催することにしました。

結果として、やってよかったと心から思っています。

継続して学ぶことはより良い未来を創るために本当に重要です。

これからも自分自身も学び続けたいですし、社員の学ぶ姿勢も応援しています。

2022年も残り1か月を切りました。
2023年もぜひ学んでいきましょう!


今回も最後までお読みいただき、
ありがとうございました。

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