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人手不足の業界への転職はするな

というのはこちらのイラストレーターさんのコメントから。例えばタクシー運転手。人手不足と言われているため外国人を入れようか、ウーバーを入れようかと言われているがいざそのようになると雇用が奪われるためタクシー労組は反対する。実際私三か月ほどやってみたが、かなりつらい仕事である。まずは夜昼が逆転する。夜の方が運賃高く取れるため大体運転手は夜に走りたがる。そのため家族との会話は減るし、体力的にもつらい。さらにこの業界のブラックさは賃金である。客が支払った代金の半分しか手元に入らない。月収40万稼ごうと思えば月20日稼働として毎日4万円の売り上げをコンスタントに上げないといけない。効率よく稼ごうと思えば銀座や東京駅周辺。墨田区辺りを緩く流そうとしていると会社から指導が入る。さらに交通違反の罰金は自腹である。警察も銀座辺りは最強の狩場として認識しており、最新の交通ルーツ適用のモデルケースとして活発に活動する。そのため銀座周辺は非常に複雑なルールが設けられており、新人などは覚えきれず警察の餌食になりやすい。また東京の交通は複雑なため、最適なルートを走らないと顧客クレームになるが この場合の返金なども運転手の自腹である。
穏やかな客ならいいがクレーマーの様な客に当たると目も当てられない。というわけで人手不足の業界、あるいはしょっちゅう募集をかけている会社などは危険極まりないと思っていい。かくいう私も最近10年を振り返ると 直近は2‐3年で転職しているが、いずれも離職率が高いブラックな会社であった。失われた20年の結果、ブラック中小企業が延命蔓延しているという査証であると認識するものである。

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