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積読本と本まわりのこと

私にとっての積読は、=安心。

読み終えてこその本なのだけど、積読本は読む者をそこで待ってくれている存在です。

読むのがもったいなくてじっくりゆっくり1日数ページずつくらいのペースで長く楽しみたいものだったり、内容が小難しくて中身を噛み砕いて消化するのに時間がかかるから間を空けつつ読みたいものだったり、おいてあるだけでうっとりするような装丁のものだったり、積んでおく理由は様々。

1冊ずつというよりは並行して数冊読みたいので、読みかけの積読本が何冊とあります。
いつ読もうかなと考えるのも楽しいですが、ふと積まれた本を見てみると本のジャンルが分かれていることに気が付きました。

今の積読本たちがこちら↓

カフェやお店に行って置かれている本を見ていると、お店の人の趣味や考えていることや、ときには悩んでいたのかな、といった脳内の物語が少し読み取れるような体験ってありませんか?

様々なジャンルの本がある中で、あえて手に取る本って自分の心の内をわりと鮮やかに写し出しているかもしれないなと思うのです。

私の場合、今は暮らしの本が多め。
これは昔から暮らし周りのことが好きなので、引き続き気になる本を手に取っているという感覚でしょうか。

料理は得意ではないけれど、台所の道具は好きな物を使いたいと思っているので、道具関係の本はちょこちょこ眺めているかもしれません。
レシピ本というのはあまり買いませんが(料理得意ではないのでね)、食養というものにはとても興味があって健康に気をつけていきたいと手に取った本もあります。

あとは、この中で明らかにジャンルが違う、心理学の本。中身は私には難しいのですが、自分がもつ思考の癖(いらぬほどくよくよしたり心配したりすることがあります)で生きづらさを感じることが今までも現在もあります。

自分をご機嫌にしたい、とか気にしない方法、とか方法論を教えてくれる本を何冊か読んできましたが、これは人間関係を根本的な面から捉え直す心理学の本なんです。

全ての出来事は自分が選んでいる、といった内容に衝撃を受けながら読み進めてきましたが、話もラストに差し掛かるとこれまでぼんやり感じていた自分の癖の根の部分が見えて苦しい気もちになることもあり、今は少しずつ読み進めています。

それは、どうしてそうなのかという根拠は語る必要がないテレビの占いを見た時に都合のいいところだけを参考にして家を出るのとは違って、この本では、どうして自分が苦しいのかが考え方の根っこの部分の説明とともに話が進められていくため、私自身に向き合う時間が多く感じられるからかもしれません。。

さて、読書を楽しもうと本まわりを整えることもわりと好きです。
まずは、読みかけ本を置いておくストッカー。
古道具屋さんで夫が見つけてきたもので、入れやすく運びやすいつくりが気に入っています。装丁が気に入っているものは正面に置いたり、たまに入れ替えたりしています。

昔の薬入れ?

次は、ブックカバーです。
文庫本をカバンに入れて持ち歩くのですが、表紙の角が傷みやすいのが悩みでした。

インスタグラムで見つけたasoさんのカバーはマットでや柔らかい質感なのが気に入っています。
すべての装丁好きさんにおすすめしたい商品です。

私は、半透明とブラックをlつずつ購入しています。

カバー越しに見る装丁も好き

最後に、しおりです。
折り紙好きな末っ子(小1)。
私が表紙のカバー部分を読み途中のページに挟み込んで使っているのを見かねて作ってくれました。
本を開けると末っ子がいるようでこのしおりを見るとふっと気持ちが和らぎます。

うさぎと小人とおしゃれメガネの…どちらさま?

実は、活字が昔から苦手で雑誌は見るものの、本を買うときの絶対条件は写真が多いこと、でした。
本に対して私と同じような思いを持っていた父は、今やアマゾンさんのお得意先です。

書斎には壁に造りつけてある本棚に入り切らないほどの書籍たちが顔を並べていて、人は変わるもんだな~と感じていました。

そんな私も今は、本まわりの環境づくりを楽しみながら、これからもずっと手元に置いて何周もしたいなと思えるような本との出会いを楽しみにしています。

最後までお付き合いくださりありがとうございました。

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