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かちっと見せておおざっぱにしまう収納でメリハリを

ものを整理するには、不要なものを取り除いてものの定位置を決めている…と何度か記事に書いたことがあります。
家の中にあるものすべてに定位置を与えるのとなると、それははっきり言って面倒くさい。
収納のメリハリを意識して、片付けの負担が少なく、道具が見える楽しさを感じていたないなぁと思います。

かちっと見せる

①器収納

視界に入れておきたいものはしまい込まずに見えることを楽しんでいます。
一軍の器は白色がほとんどです。
棚の上段に入るだけと決めて、種類ごとに器を重ねながら手を伸ばせば奥の器にもさっと手が届くように余白をとっておきます。

どれもよく使う器たちです。

②エプロン収納

毎食の準備で手に取るエプロンは、使用頻度が高いアイテム。身に付けると気持ちが自然に料理に向かうスイッチのような役目があります。
でもしまい込んでしまえば出すのが面倒で、結局「なくてもいいもの」に変わってしまうことも。
そうなってしまっては道具としてとても残念です。
使う場所に出しっぱなしにしておくと、さっと手が届くので面倒なく使えるなあと思っています。

母の日に夫からもらったリネンのエプロン。
味が出てきました。

③ざる収納

大好きでたくさん持っているざるも定位置を決めて常に出しっぱなし。
見ていると癒されるフォルムが好きで集めているようなところもあるので、ステンレスのざるは思い切って手放し、竹製のざるのみを残しました。
出しっぱなし収納は、湿気とうまく付き合っていくための一つの手段でもあります。
築古物件に住むわが家は、しまい込んでしまうとカビっぽくなりやすいなぁと感じています。
お気に入りの道具が黒ずんでしまって泣く泣く手放さなくてはならないこともありました。

出しっぱなしにしていた方が、湿気とうまく付き合っていけそうです。

そして、ぶら下がっているざるを見ては料理がんばろうの気持ちを高めてもらっています。

おおざっぱ収納

①2軍のキッチンツール

以前はビンに立てて収納していました。
最近は引き出しの2段目に全部まとめて、えいや~っと入れています。
使用頻度がさほど高くない道具たちなので、引き出しを開けるというアクションも、たまに使う程度であれば億劫にはなりません。

あくとり、ホイッパー、サーバーなど。
カップには輪ゴムが入っています。

②食料ストック収納

かごを2つ用意して収納しています。
右は、海藻や切り干し大根、乾燥ひじき、だし昆布、お麩など。
左は、お菓子を作る材料を入れています。
なんとなーく立てて収納しているような、くらいの自由な集合体です。

市場かごは、
取っ手が下向きに下ろせるので、
棚に収めやすいです。

③髪ゴム収納

娘たちの髪を結ぶゴムは、シェイカーボックスに突っ込んでいます。
種類ごとに壁に引っ掛けたり、小分けケースに収める方法も試しました。
ただ、3人分ともなるとある程度の量があるので、このポイポイ収納が楽でした。

子ども達はお風呂の前になると結んでいた髪の毛をほどき、ゴムはボックスに戻しています(放り込んでいます)。

細かく収納したもののそれが細かすぎた結果、決めたはずの秩序を最初に乱してしまうのは自分だったりします…

ピンだけはガラスのケース(使わなくなったweckの瓶)に。
これくらいのばっふり感が長続きのコツかもしれません。



他にも子ども達それぞれが所有している細々したおもちゃは帆布の取っ手付きバスケットに入れ込んでいるし、チャレンジパッドやスイッチはそれぞれの充電コーナーを設置して見える状態をキープして、管理がしやすくなりました。

何を見せ、何を隠すかは住む人の嗜好や行動パターンによって変わってきます。

「見えているもの」には見せておきたいものを、「中身を見せないもの」はおおざっぱさにゆとりを感じられるように。

そのちょうどいい加減を探りながら、収納の変化を楽しんでいきたいと思います。

最後までお付き合いくださりありがとうござました。
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