わたしはかれこれ4年ほど社会人を経験している。

ざっくりとこの4年を振り返ると
1社目ではバリバリのベンチャー企業で営業＋商品開発を経験
→多忙すぎて疲れた＆海外に行きたい＆自由に生きたい！と思い、バックパッカーを計画
→コロナで断念
→国内で転職。「仕事以外の時間を最大限確保できる＆何かしらひとの役に立つこと」を軸に会社を選び、古い中小企業で営業事務に（now）

もともと子どものころから注意散漫で、よく言えば好奇心旺盛で、悪く言えば飽き性で、あまのじゃくで、何に対しても文句を言いたがる性格だった（厄介）。

そんな人間に、日本で会社員なんて勤まるはずはないと思っていたし周りにもそう言われたのだが、
やったことないのに向いてるか向いてないかなんて分かんないでしょ
と、ここでも無駄なあまのじゃく精神を発揮し、ふつうに就職した。

しかし、やはり社会人になってからもこの性格が変わることはなく、4年会社員を経験して、じぶんは
・ひとに指図されるのが嫌
・自分の行動を把握されるのが嫌
・苦手なひとと接するのが大の苦手
・敬語が苦手
ということがよく分かった。そして、
・ひとつの場所や環境でじっとしているのに耐えられない
ということも。
ことごとく、自分は会社員として働くこと、定職につくことに向いていないんだと実感した。

今の2社目の会社で働き始めて1年半ほど経ち、そろそろ次に行きたいと思い始めたところで、やっぱり海外に行きたい！という思いが強かったので、コロナがもう少し落ち着いたころに海外に移住しよう、と計画を立て始めた。

もう正社員は嫌だし、駐在員とかは考えていない。
とりあえずワーホリで行って、現地で何かしらパートやバイトをしつつ、フリーランスに転向するために生活していくか。でもそれだとかなり資金が必要だし、今の貯金では難しそう。貯金してからいくとなると、計画がだいぶ先になってしまう。
思い立ったらすぐに行動しないと気が済まないので、今すぐにでも動きたい。
とか、いろいろ考え調べていると、「オペア（Au Pair）留学」というものがあることを知った。

オペアとは、簡単にいうと、現地の家庭に住み込みでシッターとして働き、宿泊費や生活費を補助してもらえる、というものだ。
日本では聞きなれないが、海外では有名な留学スタイルのひとつらしい。

これなら、あまり貯金しなくてもすぐにでもいけるし、住み込みといっても個室が与えられて、プライベートの時間も確保できる。家族との相性ですべてが決まるが、渡航前に面接をしてどんな家庭か確かめることができるし、万が一開始後に相性が合わないと思えば、リマッチ（ステイ先チェンジ）もできるらしい。
期間は1年で、それくらいならきっとわたしにとっては丁度いい期間な気がする。
それに、本当に苦しければ途中で辞めて帰ってくればいいんだし。

ということで、来年中にオペア留学をスタートさせることにした。
年内にエージェンシー選びを終え、年明けには申し込もうと思う。

何か目標やゴールがあるのは良いことだ。

本当は、なんにもなくても、日々の些細なことに幸せを見出して、いつでも自分の人生に満足できるような自分でありたいと思っているし、そのために日々修行中だけど、
なんだかんだ目指すものがあると、落ち着く。心が安定する。

かといって、何か特定のものに依存してしまうのも良くないので、
良い部分も悪い部分も、しっかりと情報収集しながら
2022年オペアでアメリカ渡航計画を進めていこうと思う。