しぶんぎ流星群
今夜は空が低いよ
肉眼でもこんなに星が見える
そう教えてもらって見上げた空
流星群がよく見えるであろう時間帯は
過ぎてしまっていたけれど
本当に星が降ってきそうだった
この中に流星が見れたら
なんて素敵だろう
寒風の中見続けることもできずに
数分眺めてそそくさと家に入る
その日は夕暮れの空も美しく
ガソリンを入れながら見える狭き夕空を
思わず撮らずにはいられなかった
年明けも仕事中心の生活は変わりなく
そこに正月が挟み込まれ
自分の時間というものがあまりない
周りが連休、正月と謳っている中
どこか取り残されているような気持ちにもなる
そんな時
流星群を見に行った人から
連絡をもらった
星空を見上げ
私を思い出してくれたことを嬉しく思った
しぶんぎって聞き慣れなかったので
調べてみる
今は存在しない壁面四分儀座から由来するそうだ
壁面四分儀って何
太陽及び、それ以外の天文を観測することを目的とした観測装置、らしい
これに見立てた星座が昔はあったのかな
4月、5月、7月と流星群はあるけれど
次にたくさん見えそうなのは
8月のペルセウス流星群だそう
夏なら長い時間見ていられそうだ
忙しない日々
本を読む時間もないが
顔を上げて空を見るくらいのことはきっとできる
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