気づけば、空がずいぶん高くなっていた。

朝、玄関を開けた時の外の空気も、夏のもわっと立ち込める蒸し暑いものではなくひんやりと落ち着いた静かなものに変わっている。
夜には秋の虫の声も聞こえる。

昼間は相も変わらず暑いけど
季節が少しずつ移り変わっている。

忙しくてベランダの植物たちから目を離している隙に、（水やりだけは欠かさなかったけれど、夫や子どもたちに任せる日々だった。）
いくつも蕾や花を付けていた。
（夏の間は花芽を摘んで、葉っぱを育てていた。秋に花を楽しむために…）

けれどもまだ秋の花とは言えない気がして、慌てて摘む。
もったいなくてテーブルに飾った。
かわいい…

しかし疲れが取れない…
歳のせいかな？とも思うけれど、
今朝のニュースで暑さにより、家畜たちにもたくさん被害が出ていると知った。
そうだよね、人よりも、動物や植物、みんなみんな参っている。

この前、体調だけじゃなく、心の調子にも気をつけたいと思うときに、非常に参考になる本を読んだ。

実際にひどいうつと、パニック障害と不安神経症を患った著者が、自分に起こった様々な症状や、思考、どんなふうにそれが始まったのかを語ってくれている。

もし、自分にも当てはまる状態があれば、早めに気をつけてあげたいし、家族のことも同様に見守りたい。

わたしに関して言えば、眠りが浅くなって半分起きている状態の時に、いろんな心配事が次から次へと頭の中に湧き上がる。
そしてなぜか最悪の事態とまでは、いかないけれど、かなり悲惨な想像しか思い浮かばない。
目覚めの気分は、不安に焦ったり、苦しかったりして、よろしくない。
まだ何も起きていないし、そうならない未来もあるだろうに…

なんて言うんだっけ？
仮面うつ？
プチうつ？
生理前がひどくなるから、PMS症候群？
それとも更年期障害の始まりかな？

とにかく著者みたいな本物のうつとは、程遠いけれど（読むとわかる）
予備軍かな、というところは見受けられる。
（し、きっと誰しもがそうだと思う）

秋が待ち遠しいけれど、きっと夏の疲れも出たりするんだろう。
それが来ることをわかっているだけでも、少しは
「無理しない」につながるように思う。

さて、今日はこれからバーベキューをした日に見つけた温泉に行ってこよう。
本格的なサウナもあった。

小川糸さんの温泉通いの真似をしようと思います。
疲れが取れたらいいな。