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雨の日を楽しく


雨の日に洗濯物に部屋を占領されてしまうのが嫌い。湿気がもわっと立ち込めるのも。
晴れた朝は明るい気持ちになるけれど、雨の日には、いつまで布団の中でゴロゴロ寝ていたい。(休みの日には特に)
雨の日の出勤は道が混むから慌ただしくて、朝から家族みんなが泣き出しそうになりながら殺気立つ。


そんなわけで雨の日が続くのは、好きになれないけれど愉しみを見つけられたらな、と考えてみた。


1、パンを焼く

パン生地を発酵させるには気温と湿度が大切だけど、5月から7月上旬ぐらいの気候がそれにちょうどいい。
(たぶん私たちの肌にもいいのでは?とちょっと思った。湿度が…)


2、梅雨の雨の日にぴったりの日本語を探してみる。

「黄雀風」(こうじゃくふう)
梅雨の時期、南東から吹く湿度が高く蒸し暑い風のこと。黄雀は中国ではスズメのこと。

佐々木まなび 「空を、読む。」より 

「ツバメが低く飛ぶと雨」
空気中の水分が多くなると、昆虫の羽も水分をおびて重くなり低く飛ぶ。そのため、その虫を追ってツバメも低く飛ぶようになる。

佐々木まなび 「空を、読む」より


3、ラジオを聴きながら、家事をする。

好きなラジオは、北欧暮らしの道具店の「チャポンと行こう」で、ちょうど雨の日の楽しみ方を語っていた。
雨の匂いの香水や、雨の日に読みたい本(江國香織さんの神様のボートが紹介されていた!)、聴きたい音楽(クラシックが気分)が紹介されていて、素敵と思う。


雨の匂いねぇ。
雨の匂いを嗅ぎながら、紫陽花色のネイルを塗って、コーヒーを飲みがら、本でも読めたなら雨の日も素敵かも…(もちろん、バッハを聴きながら←北欧暮らしの道具店・佐藤店長おすすめ)


もし1日だけでも1人きりで、のんびり過ごせる休日ができたなら、そうしてみたいな。
それまでは、雨の匂いの香水を探したり、紫陽花色のネイルを探したりして過ごそうかな…


紫の紫陽花


窓辺で育ちまくるミント。触れるたび立ち込める爽やかな香りも素敵




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雨の日をたのしく

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