心のコンパス、自然法、尊厳死

松井です。

尊厳死が認められたら、自分で自分を殺す人が増えるでしょう。

私たちの心には「心のコンパス」があり、これが自然法に反することに対して、罪悪感を作動させます。

例えば、暴利を貪り、心に違和感や罪悪感を感じながらお金を稼いだとすれば、その反動として「肥満」や「過ぎる行為」、「寄附行為」、「人間関係における裏切り」などで必ずその受け取りすぎた利益で罪悪感の補償をします。

要するに、不当なことをすれば、するほど誰にもバレなくても、自分で自分を罰してるよってこと。

言い方を変えるなら、誤魔化しは効かないということです。

どんなに社会的に認められて、褒められ、見た目的には豊かに生活しても、心はしっかりと虚しくなったり、恥を感じたり、プレッシャーでパンクしていきます。(だから肥満になったり、美容に異常に執着したり、贅沢に依存したり、自己表現が過剰になります)

・・・・

このような「自薦の自己懲罰システム」での統制が、今後は社会で重要になってくると思っています。

なぜなら、もはや法律がテクノロジーの進化に、追いつかなくなっているからです。

だから、「個々人の自律的なルール」に委ねるしかなくなってきます。

故に、その自律的なルール(個々人の道徳心やモラル)が、よりお互いに監視できるような「システム」が出現すると予測します。

全ての支払、収入履歴が分散記録によって記帳されるビットコインや、全ての契約が分散記録されるスマートコントラクト、その他、人の「人格やモラル」の見える化によって「自己懲罰が利己的な人間を自滅に追い込むシステム」が一般化されていくと思っています。

その結果、今まで以上に冷酷無慈悲な実力主義(人の役に立てるかどうかが重視される)社会がやってくるのではないでしょうか?

例えばLGBTの問題、男女の性別だけでなく、それを超えた人間も認めていきましょう!と言う流れは、必然的に「女性の荷物を持つ」とか「男性が奢る」というような差別を薄く軽くしていくでしょう。

つまり、肌の色とか人種とか、性別を超えて「その人そのもの」で見られる様になるということです。

だからこそ、人間としての価値への評価がよりシビアになると考えています。

【人の役に立ちたいという欲求】

人間の心のコンパスって、本当によくできているなって思います。

肉体の保存や心の存在欲求が満たされると、こんどは「人の役に立っている」と感じられないと「存在意義」が感じられません。

その結果、自分で自分を罰し始め、自らを不幸にします。

つまり人には内在的に「人の役に立っている実感」への欲求が存在しています。

面白いですよね。

結局、全体のためになることで「自分が幸せになれる」というシステムです。

自然界を見ていると、全く同じです。

それぞれが「自分のため」に動けば、結局「全体のため」になる。

つまり、「利己的」な欲求が過ぎると必ず淘汰されていく。

女性にモテるには、女性を魅了するような「人の役に立てる人物」になる必要があります。

お金が欲しいなら、「人の役に立てる能力」が必要になります。

権威が欲しいなら、「あなたに任せたい!」と言われるような「人の役に立つ能力」が必要になります。

【罪悪感という心の警察システム】

これが罪悪感という心の警察システムです。

私たちは、自分で自律的に自分を裁き、自己懲罰を与えます。

しかし、この警察システムが誤作動を起こすと、逆に過剰な自己懲罰に走ってしまいます。

その結果、自殺や各種精神疾患などが発生してしまうことになります。

これは、「心のコンパス」が正常に機能していないからです。

本来の自然法だけに純粋に従う心のコンパスであれば、罪悪感による統制システムが自然に従うためのサインとして機能しますが、多くの現代人はこのコンパスが汚れてしまい、まともに機能していません。

では、どうすればこのコンパスシステムを正常に戻せるのか?

そのために、重要なになるのは、、、

「自然法への理解」

です。

そして、自然法への理解を深めるために重要なのは、

「変な勘違いを手放すこと」

です。

要するに私たちの「良心」という物は物事の本質的な善悪をしっかりと知っています。

しかし、社会的に教え込まれた「常識」という「良心の劣化版」によって調教されて、

「過剰に自己懲罰を与えてしまう信念体系(心の法律の六法全書)ができあがります」

この社会的に教え込まれた「常識」は間違いだらけです。

この間違いだらけの常識と自然法を調和させるため、どうすればいいか?

その答えはこちら・・・・

【人生の基準:自然に従い楽に生きる方法】
→ https://note.com/rich_hebe599/n/ncb53474bc594

要するに人間が幸福になるには、

1:自分自身に安心すること
2:人の役に立つ能力を高めること

が、重要になるってことですね!!

ま、、、要するに今日一番言いたいことは、、、

「人間というシステムは実に上手くできている!」ってこと!!(神さまってホントすごい!)

人の役に立っていないと、自らの幸福を感じられないから、全体のために奉仕することが実は一番楽な生きかたなんですから、自分が幸福になりたければ、全体に奉仕するしかない。

しかも、才能を活かしながらでないと、幸福感が感じられないからね。

本当に、よくできたシステムだなって思います。

それだけです。

松井万理

追伸:
ではどうやって才能を開放して、人の役に立つのか?

それは、いろいろと経験の中から見出していくしかないね。

そのために重要になるのが、、、

【囚人と、自由人:学習を無駄にする人】
→ (現在記事準備中)

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