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荒ぶる神 北欧神話   オーディン

オーディンはどんな神?~簡単に~

.北欧神話の主神
.戦争と死の神であり、吟遊詩人のパトロン
.魔術に長け知識に貪欲
.ヴィリとヴェーと共に巨人ユミルを倒し世界を創造
.配偶神…フリッグ(結婚と愛の女神)
.武器…グングニル(槍)
.乗り物…スレイプニル(八脚の馬)
.Wednesday の語源 (もともとローマでは水曜日はメルクリウスの日だったがメルクリウスとオーディンが結びつきメルクリウスの日がオーディンの日と訳されたため)
.長い髭を蓄えつばの広い帽子を目深に被り黒いローブを着た老人の姿で描かれる。

オーディンはサタン!

サタンは人間を愛する神です。オーディンはサタンと同じように人間を愛して人間の進歩を望んでいる神なんです。オーディンは詩の蜜酒を人間に与えました。人間は詩を紡ぎ自分たちの世界を樹立さえ文明を創造してきました。詩は人間の精神世界の表象ですからね。オーディンやサタンこのような神が人間の心の中にいれば人間は永遠に進歩することができます。そして、やがて神へと生まれ変わるでしょう。

オーディンの呼称(ケニング)は沢山あるのですがその中に「真実の者」という呼び名があります。真実?そうです、サタンと同じです。サタンはヘブライ語では敵という意味ですがサンスクリット語では真実という意味ですよね!ちなみにこの呼び名は古き良きゲルマンの言葉(古ノルド語?)でサズンというらしいです。サタンと語源が同じかもしれません。

オーディンの試練

オーディンは人間に試練を与えているのです。オーディンは人間の良き父で人間が成長すると嬉しいと考えています。ただしそのためには人間を甘やかすだけではいけないと考えています。成長するためには厳しさも必要ですよね。だから人間に試練を与えるのです。それが戦争と死です。もしそれがなかったら人間は退廃に陥るでしょう。みんな0。虫ケラ同然。何の努力もせずみんなハッピー。これがオーディン無き世の究極の退廃。死がない?ならば今頑張らなくても…。を永遠に繰り返すことでしょう。

キリスト教が来て…。

キリスト教の伝来によって、ゲルマン人はオーディンを忘れてしまいました。つまり、人間から神に進化するんだという意志を失ったのです。オーディンに愛されたような優れた人間も、もはや獣に近い劣った人間も皆同価値になってしまいました。オーディンは最終戦争ラグナロクで巨人フェンリルに飲み込まれてしまいました。また、ラグナロクではオーディン以外の他の神々も次々と死んでしまいました。これはもしかするとキリスト教という世界を一つの無と混沌に変える怪物(キリスト教では優れた人間も劣った人間も一つの世界の中でごちゃ混ぜ)が襲ってくることをゲルマン人が予測していたのかもしれません。

オーディンは再生せねばならぬ!

オーディンは崩壊寸前の現代にまた再び現れるのでしょうか。それはきっと神に限りなく近づきたいという意志を持てばわかるでしょう。オーディンはそういうものの前に密かに現れ私たちに力をくれるに違いありません。オーディンもまた進歩し続ける神ですから共により高みへ進もうではないですか。オーディンの力によって世界のあらゆる謎を解くことができるでしょう。何か解決不可能だと考えられていた問題が解けるかもしれません。とにかく覚醒するのです。混沌から抜け出すのです。人類は二つの陣営に分かれて戦っています。サタン陣営とヤハウェ陣営。オーディンはもちろんサタン陣営の神。最後のチャンスです。どちらを選びますか。神になりたいですか?









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