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メーカー系と独立系保守会社のエレベーターリニューアル費用はどれ程違うのか?

エレベーターリニューアルの費用は、以前、ブログでご紹介した5大エレベーターメーカー系と独立系保守会社では差があります。

メーカーと独立系の費用の差

一般的に、5大メーカーの方が費用が高いです。
これは、オリジナルメーカーが純正部品を使用し、専門の技術者による高品質のサービスを提供するためです。また、メーカー保証が付いていることが多く、将来的な安心を買う形になります。
一方、独立系保守会社は、純正部品ではない場合もありますが、コストパフォーマンスに優れた部品を使用してリニューアルを行うことが多いです。また、メーカー系に比べて柔軟なサービスを提供することができ、コストを抑えることが可能です。

エレベーターリニューアルの費用の差は、マンションの規模やエレベーターの状態、リニューアルの範囲によって大きく変わりますが、一般的にはメーカー系の方が20%〜50%程度高いケースが多いとされています。ただし、これはあくまで一般的な傾向であり、実際の価格差は見積もりを取って比較する必要があります。

以前のブログで記述した通り、

メーカー別の故障発生率の統計を取ったところ、やはり大手5社とその他のメーカーでは倍以上の違いがありました。原因が製品なのか、環境なのか、使い勝手なのかあるいは保守技術なのかによって一概には言えませんがあまりメジャーではない製造会社のエレベーターの保守管理は確認、注意が必要です。

メーカー別エレベーターの特徴

リニューアル時の費用だけで検討するのではなく、保守管理における費用・故障率なども考えた上で費用の検討をすべきです。

品質を判断するポイント

部品について

メーカー系は純正部品を使用して、専門技術者によるメンテナンスを提供するため、品質の面で一定の保証があります。
非純正部品を使用することもありますが、それによってコストパフォーマンスに優れたサービスを提供することが可能です。
さらに、保証の範囲や期間もサービス品質の重要な指標です。
こういった面を含めて、純正部品と互換部品の品質を比較し、コストパフォーマンスにおいてどうなるかの検討ができると、自分たちのマンションに合っているのがどちらなのかを判断しやすいですね。

初期のリニューアル費用と将来のメンテナンス費用、サービスの品質、保証内容などを総合的に検討し、マンションの住民のニーズに最も合った選択をすることが大事です。

エレベーターに関する専門的な知識や経験がない方が、これらの判断をするのは非常に難しいです。
エレベーターの業界に属し、現場のエレベーター工事をいくつも経験して、専門的な知識と経験を備えたコンサルタントが、住民の皆さんの要望をお聞きした上で、品質や機能を加味して判断しご提案するエレベーターマネージメントは、きっと皆さんの満足のいくエレベーターの設置にお役立ていただけるでしょう。

エレベーターの事はエレベーター専門のコンサルタント言うご相談ください。

ご相談は、いつでもお気軽に!

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