さくちゃん

ニートだけど今日も元気です

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  • 【エッセイ】「思う存分、幸せになれ」

    日々の中で起きた出来事や感じたことを書き綴っています。

最近の記事

我々の進化論(ニートの考察)

ごきげんよう。ニートのさくちゃんだ。 このごろは窓を開けても寒くなく、心地よい風を感じられるようになった。季節は着実に、初夏へと向かっている。私は昔からこの時期が大好きだ。服装も身軽になって、心まで軽くなったように感じる。半袖のTシャツも着られる気候になった。嬉しい。 みんなは、どのように過ごしているかな。 さくちゃんは最近少しずつ強くなっている。 いや、厳密に言えば、強くなろうとしている。外にも出て、様々な人と出会って、話して、少しずつだけど、以前の活動的だった自分を思

    • ニートのお花見(ほぼ日記)

      こんにちは。ニートのさくちゃんだ。 先週はちょうど桜の見頃だったね。 インスタを開くと、知人友人のストーリーズにそれぞれが撮影した桜の写真が載せられていて、横に回しても回してもお花見の写真ばかりで驚いた。だけど不思議なもので、桜のように美しいものは何度見ても飽きないのだな。 みんなはお花見、行ったかな。 さくちゃんは見頃の1週間くらい前に行ったので満開ではなかったが、美しかったよ。桜の下でおにぎりも食べた。三色団子も食べた。「花より団子か…」と言ってみたりもした。だけど実

      • ニートの1日は忙しいのだ、それなりに。

        ごきげんよう。ニートのさくちゃんだ。 近頃、春が本格的に顔を出してきたね。暖かくなることで自身の可動域が広がっていくのを感じる。やっぱり、寒いのって動きづらくなるからね。動物たちが冬眠するのって理にかなってると思う。人間は冬まで動きすぎである。 みんな、いかがお過ごしかな。 今週から新しい環境で生きていく人もいらっしゃるのかもしれない。頑張りすぎずに、肩の力を抜いて生きていってな。応援しています。環境が変わらず生きていく人たちも同じでな、無理せずいこう。 さて今回は、さ

        • ニートと雨と音楽と。

          こんにちは。ニートのさくちゃんだ。 みんな、今日も踏ん張って生きているかな。 元気じゃなくてもかっこよくなくても可愛くなくてもモテなくても仕事ができなくても、どんな自分でも大丈夫だ。 ただ生きている。 そのことにこそ、意味があるからな。 堂々と生きていこう。 さて、最近は暖かさが増してきた…ような気がする。春が近い。太陽の温度をより感じるようになった。だけど春雨前線って言うの?雨は多い。少しだけ憂鬱だけど、この雨のおかげでおいしい野菜が育つのだと思うと、恩恵の水である。

        我々の進化論(ニートの考察)

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        • 【エッセイ】「思う存分、幸せになれ」
          7本

        記事

          自己肯定感うんぬん(ニートの考察)

          こんにちは。ニートのさくちゃんだ。 3つ前の記事、『ニートだけど今日も元気です』がとても好評でびっくりしている。 みんな、ニートに興味があるの? それとも、自身もニートだからとか? 何はともあれ、読んでくれる人が多いのも、いいねやリアクションをくれるのも嬉しいよ。ありがとう。 ニートはな、もう振り切って、胸張って生きていくしかないからな。 同志たちよ、堂々といこう。 さて今回は、近頃考えてることを少しだけ垂れ流したい。 ちょっと前まで、私は絶望の中にいた。どうして上

          自己肯定感うんぬん(ニートの考察)

          寒い日、手、恋の行く末

          寒い。すこぶる寒い。 こんにちは。ニートのさくちゃんだ。 寒波が舞い戻ってきた今週。もう戻ってこなくていいよと優しく圧をかけて言ってあげたいけど、寒波に話は通じないので、人間側ひいては動物側の私は、ただ暖をとって耐え凌ぐしかない。 ふと。 寒い日に、思い出すことがある。 私が学生だった頃の話だ。 その日、私は数年間ずっと好きだった人と両想いになった。とても寒い日の夜だった。お互い好きであるという気持ちを伝え合った後、街路を歩きながら私が「寒い寒い」と肩をすくませて言っ

          寒い日、手、恋の行く末

          さくちゃん式・気分の上げ方

          こんばんは。ニートのさくちゃんだ。 数日前に投稿した近況報告、つらつらとしたひとり語りだったにも関わらず、読んでくださったり、いいねしてくださったりする方がいて嬉しかった。 ありがとう。 今週、世間はバレンタインデーで賑わいを見せていたが、私の心は沈みがちであった。それもそのはず、迫りくる就職や今後のことを考えては、ぐるぐるぐるぐる…と感情の渦に飲み込まれてしまっていたからだ。この負のループが来たら、すぐに切り抜けられる特攻作などはない。なので、ジタバタせず時の流れに身を

          さくちゃん式・気分の上げ方

          ニートだけど今日も元気です

          吾輩はニートである。名前はまだない… いや、名前はある。さくちゃんという。 4年前にニートとなり、コロナウイルスの流行やらなんだかんだを経て、現在に至る。当時一緒に働いていた同期がしっかり働いて先輩になっている姿を見ると、私は笑えるくらい人生のレールから外れた生き方をしているなと思う。新卒の頃まではそこまで悪くない経歴だったはずだが…。もはやそれも昔の功績である。 これを読んでいるあなた。自身もニートだから読んでいるだとか、そろそろ離職しようと思っているから読んでみたと

          ニートだけど今日も元気です

          真夜中のひとりごと

          SNSに載せないもの、載せたくないもの。 それがその人の真実だったりする。 感傷的なわけではない。人を貶す話でもない。 ただ、小さな画面の中に貼り付けて終わらせてしまえるようなことばかりでもないのだ、と思う。 そんな簡単なものだけの世界じゃない。 浅ましい考えや主従逆転した承認欲求に用はない。 私たちは、そんなものに己の操縦桿を渡している場合ではない。一刻も早く、取り返さねばならない。 握り直して、突き抜けるまで進め。

          真夜中のひとりごと

          【エッセイ】「思う存分、幸せになれ」vol.7 「匂い」

          深夜1時。部屋の電気をすべて消し、窓を開ける。籠っていた熱を出すように空気を入れ換えるこの時間がとても好きだ。月明かりがほんのりと窓際を照らして、やわらかい気持ちになる。 初夏の夜は気持ちがいい。風は爽やかで、どことなく明るくて、夜の怖さが襲ってないから。どの季節の夜にも良さはあるけれど、春の夜は夢のように儚いし、夏の夜は異様な暑さで流れた汗がすぐ冷たくなってしまうから苦しい。秋の夜は何故か寂しく、冬の夜はどこまでも寒くて切ない。だからやっぱり初夏の夜が一番好きだといつも思

          【エッセイ】「思う存分、幸せになれ」vol.7 「匂い」

          【詩】「重複」

          わたしはわたしで あなたを愛したまま 消えていきたい 真摯さを盾にして不純 底辺の影とあなたが重なるわ 化けていたのか盲目なのか わからないから終わりにしましょう 夏になったら全て忘れてやる わたしのことも あなたのことも

          【詩】「重複」

          【詩】「視線」

          射抜かれた気がした あの日 恐ろしささえ覚える 骨ばった貴方の手の温度 私が持てるものなど知れていて 貴方はそれでも良いと見つめる 勾配を気にして歩いて祈るわ 明日には全部終わってしまうようにと この世は願うだけ無駄なものが多い だから貴方も消えてしまえばいいのに 喉仏に潜む灯りを頼る どうかずっとそこに在り続けていて わかってる、なんて簡単に思えないよ だって貴方は特別だから 矛盾した気持ちを 今日も抱えて ひとり、ひとり

          【詩】「視線」

          【エッセイ】「思う存分、幸せになれ」vol.6 「青春」

          母が「買いたいものがある」と言うので、数年ぶりに都心の方へと行ってきた。昨今はコロナの流行もあり、できるだけ近場で買い物 or ネットショッピングが我が家の主流となっていた為、大勢の人で賑わっている街に行くのは、なんだかそわそわしてしまった。ちょっとだけいい服を着て電車に飛び乗る。 駅に降り立つと、おそろしいほどの人の多さに眩暈がした。マスクをつけているというのに、さまざまな匂いが鼻を通り抜け、地元では見ないような奇抜なファッションを身に纏った女性たちが足早に前を横切ってい

          【エッセイ】「思う存分、幸せになれ」vol.6 「青春」

          【詩】「ゆとりちゃんからのお言葉」

          あなたの考え方が嫌いです、と 肝に書いてお座敷へあがる 差し出されて飲むビール、まずい 身を弁えてね、話すときには ゆとりださとりだ女だ男だ 同じ人間を分けたのはあなたです 愛想笑いで断れば 礼儀がなってないと捨てられ 帰れと言われて帰れば怒られ 能無しと言われて泣けば溜息 やられっぱなしも何だから 時代は変わるのよと左目で睨んだ あのね、 わたしはこれで良いのです まっすぐ歩いているのです あなたの偏見など諸共せずに 強くしなやかに生きていくのです だ

          【詩】「ゆとりちゃんからのお言葉」

          【エッセイ】「思う存分、幸せになれ」vol.5 「救世主」

          今回は、エッセイと言いつつも雑記になるかもしれない内容だ。正直、話に纏まりをつけられるかわからない。ただ、日常生活の中で考えていることを少し書いてみたいと思う。 ここ最近の日本は、「自分を愛する時代」へと変遷しつつある。これまでは他人を一番に考える生き方が美徳とされてきたが、自己犠牲をしながら生きてきた人々は自分を愛することの重要性に気づいた。近頃は、「自己肯定感を上げましょう」「自尊心を高めましょう」「自分を大切にしましょう」という言葉を散々耳にするし、TwitterやI

          【エッセイ】「思う存分、幸せになれ」vol.5 「救世主」

          【エッセイ】「思う存分、幸せになれ」vol.4 「給食」

          先日たまたま観ていたテレビ番組で、全国の給食が特集されていた。ご当地の食材を使った献立や高級食材を使った献立など、実に多種多様な給食に「ほぇ〜」と感嘆の声が出る。今はますます美味しそうな給食が増えているのだな、と思った。ただ、それを観ながらも、やはり私には給食への苦手意識が拭えないことをひしひしと感じた。これに関しては全国の給食を作ってくださっている方々、本当に申し訳ない。だが、ここでは給食が美味しくないとか、そういう類のことを言いたいわけではないのだ。 私は幼い頃から少食

          【エッセイ】「思う存分、幸せになれ」vol.4 「給食」