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夏休みの過ごし方、思い出

今日はこれから夏休みシーズンに入ると思うので、大学職員の夏休みの過ごし方や私の思い出をお話ししようと思います。ただし、これもやはり部署や大学ごとに違うので、あくまで私個人の一例だと思って聞いてください。


①大学の夏休み期間について

まずは大学職員の夏休みについてお話しします。と、その前に大学生の夏休みは大学に行っていた方でしたらどんなものか想像がつくと思います。ほとんどの大学が7月末or8月初旬~9月中旬or下旬が学生の夏休みにあたります。その間、大学職員は何をしているのでしょうか?
学生が夏休みの間も、職員はちゃんと働いています。それは部署ごとに違いますが、教務であれば夏休みの前半は前期の成績処理、後半は後期に向けての準備、入試広報課であれば夏休みのオープンキャンパスや高校訪問、こんな感じで部署ごとにやることがあります。ただし、それでも授業がないので(夏期集中は除く)学生対応や教員対応が無いのは、かなり助かります。

②職員の夏休みについて

上で書いた通り、授業がある期間に比べたらかなり仕事が楽になります。ということで大学の一斉期間休業(閉校期間)はもちろん職員は休みになります。だいたい山の日がある週の平日がすべて休みになり、前後土日とくっついて9連休の学校が多いと思います。また、そこにプラスして個人で夏期休暇が与えられる大学もあります。私は2校大学に勤めましたが、どちらも個人付与の夏休みがあり、それは3日だったり、5日だったり、10日だったり大学によります。私は教務で成績処理や後期の準備に追われていたので、よく一斉休暇期間の前後にプラスして長期休暇を取っていました。旅行が好きな方は9月の平日に長期休暇を取って安く行くのも良いと思います。
また、よくあるのが学生の夏休み期間は短縮勤務になることがあります。現在勤めている大学では、8月から9:30~16:30の勤務時間になります。短縮勤務は嬉しいのですが、より暑い時間に通勤することになるので通勤に体力を奪われます・・・

③夏休みにタスクを回すと・・・

これは大学職員あるあるだと思うのですが、先延ばしにできる、いつやってもいいようなタスクを時間のある夏休み期間にやろう、ってよく思うんですよ。ただ、夏休み期間ってどうも労働力半減というかモチベーション半減というか。結局あまり進まなかったり、全然できなかった、なんてことがよくありました。他の職員の方もありますよね?(笑)
なーんかダラダラしちゃうんですよね、夏休み期間って。シフト制になって自分ひとりの日もあったりして。学生や教員がある程度職員のお目付け役になっているのかもしれませんね。

④夏休みの思い出

以前いた大学では、夏休み中に課外講座を実施していました。そこでは普段の授業の時よりも学生と近い距離で話すことができました。特に医療事務講座を実施していたので、私の医療事務の実体験を話すことがよくありました。もちろんこれから医療事務の資格を取ろうとしている学生に黒い話はあまりしませんでしたが(笑)
そんな話もあって、割と医療事務の資格を取った学生はそのまま医療事務の仕事に就く学生がいました。私の経験談が今でも役に立ってればいいな、と思います。
また、夏休みというのに図書館でまじめに勉強する学生や、就職課にヘルプを求める学生もいました。夏休みとは言えど、来校する学生はいます。そんな時は、職員もいつもよりも丁寧に対応、というか暇なので割とおしゃべりします。
でも、そういった何気ない会話の中に学生が普段どんなことを感じて学校生活を送っているのか、どういったことに喜び、どういったことに不満を感じているのか生の声を聞くことができます。そうして距離が近くなった学生の就職や資格合格を一緒に喜び、そして卒業の時には一緒に泣いたりします。


まとめ・おわりに

いかがでしたでしょうか?
今回は大学職員の夏休みについてお話ししました。
もうすぐ学生は夏休みです。社会人になると中々長い休みを取りづらくなります。
とは言えど、大学職員の夏休みは他の社会人比だとたっぷり休めるので、今年の夏休みは何をしようかと今から考えている私でした。
今回の記事が大学職員を目指す人たちのために少しでも貢献できれば幸いです。



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