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超獣戦隊ライブマン、第45話「アシュラ逆転一発勝負🖥️」

「俺だって千点頭脳になってやるぜ、一気に千点頭脳になる方法があるんだ!こうなったら手段は選ばない。ドクターアシュラ、奥の手で勝負してやるぜ!」

⬆️
まずは恒例のあらすじから📖
今回もこちらの管理人さんのブログをご参照下さい。

600点……
「数字は正直だ。もはやそれだけの才能しかないという事、、、。消え失せろ。もはや、お前のようなやつに用はない。」
ビアスに最期通告を受け、アシュラはハッカーヅノーを使い、コンピューターの能力をすいとる作戦を企てる。
計算でライブマン達に効果的な攻撃を次々と与えるアシュラにライブマンは苦戦を強いられる。

キーワードは「勇気の値」

そんな苦戦の中、イエローライオンの真っ直ぐに相手に向かっていく勇気に背中を押されたレッドファルコン(天宮勇介)から、今話の神セリフが生まれる。

「コンピューターは勇気まで計算する事は出来なかったんだ。悲しいな…アシュラ。お前はもう昔のアシュラではない。お前は千点頭脳を目指すあまり頭で戦う事だけに集中し、肉体で戦う事を疎かにしてしまったのだ。、、、そんなお前でも倒さねばならないのか……戦う者の運命か、、、。」by.天宮勇介

この神セリフには勇介が嵐に向けてのメッセージが詰め込まれまくっている。
毒島嵐との男と男の勝負からは逸脱してしまったアシュラの戦い方。管理職になった者の考え方に似ている気がしていると、私は今話をみていて思った。
現場の声が直接聞ける場所では、問題点が起きた時の解決案も見つけやすく、仲間とのコミュニケーションで動きも手に取るように分かる。

“机上の空論”

現場から離れると、そこでの尺度は“自身の経験”だけになってしまう。アシュラは計算だけに特化してしまった為、感覚や生の感性から逸脱してしまった。
自身で感じ、その時の対応として動ける力があれば、ドクターアシュラの点数は600点ではなくなっていたのではないか……と私は感じた。

社会生活の中、上司からの不可解な指示に対応しなければならない場面は正直な所多い。
この不可解が明瞭で的確であれば、人は上司についていき、意見も伺いやすくなる。
上に就く者は、特に現場に脚を運び、生の意見を聞き、生の感覚を感じるべきだと思う。
きっと、そこに現場がより良くなるヒントが落ちているハズだから。
ちなみに、落ちているヒントは客観的な視点がないと見つけられない。
相互扶助が乏しくなっている、今の世の中だからこそ、社会の中でも現場と上層部での“密な”連携が本当の意味で必要なのではないだろうか……。

話しは反れるが、今話のアシュラの攻撃は、はっきし言って強かった。
「発射角、35度!初速時速、100キロ!発射!」とシュラーから放たれたアシュラミサイルは破壊力抜群、ライブマン達を苦しめた。
また、コンピューターの能力を吸い上げる際、無線LANの技術があれば、丈にバレずに自身のアップデートができていたのに……とも、今を生きる者として感じる事もできた。

尚、ライブマン達が光になり相手にアタックする「スパークアタック」が今回初お目見えとなる。丈や勇介の勇気が相手の計算力を越える場面についても合わせてご覧頂ければと思います。

お互いに、何の壁も無く意見が言える社会を思い浮かべながら。

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