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人と動物が共に生きる

前回の記事で「牛避け」のことを書きました。今回はその背景にあるブータンの動物事情です。

ブータンには野犬が多いという記事を前に書いたことがあります。犬をリードにつないで散歩させている人は見ません。犬はペットとして飼われるのではなく自然の中で自由に生きるているものです。すなわち野犬です。殺生をしないブータンの人たちは野犬でも駆除したりせず共に暮らしています。

以前の記事↓

首都ティンプーの野犬
同上
田舎の町にも(ハ県)
野犬は4000メートル近い山にもいます


馬や牛、ヤクもたびたび目にします。放牧されているものが道に出て来てのんびり歩いることがありますが、車は速度を落として動物の動きに合わせながら進んでいます。クラクションで追い散らしたなどしません。

山道で出会った動物たち↓

ヤクです
草を食むヤク

田舎では牛も町中にたくさんいます。道路を悠然と歩いている牛の姿は神々しく見えます。

神々しい!
駐車場で授乳も

牛が犬がいっしょにいることもよくあります。とても気が合うみたいです。仲良く寝そべっている姿は何ともほほえましく心が和みます。

人も動物も自然の中で共に生きているという当たり前のことを忘れていたような気がします。


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