誰にも書けないヨーロ旅行記⑶
小さな夢をたくさん叶える街
電車に乗って、うとうとし、気づいたらドイツ。
気づいたらドイツ。
こんな贅沢なことがあっていいのか〜〜
本場焼きたての肉の塊を
惜しげもなく頬張ることを夢見る人は少なくないだろう。
私もまたその一人なのだが、この街では
いとも簡単に叶えることができた。
ついでにおっきなチーズケーキを頬張ることも。
世界史でしか聞いたことがないライン川沿いを歩き
リードをつけていない子犬が飼い主のあとをついていくのを
微笑ましく眺める。
⬇︎ドイツ(コンスタンツ)の街並み
五感がざわつくインターラーケン
瞬間、まるでそこは異世界かのような感覚に包まれる。
透き通ったおいしい空気
ほんのり香る牛の香り
エメラルドグリーンの眩しい水
なんとも心地のよい風が私たちを歓迎し、
目が合うとニコっとしてくれる暖かさに心が満たされる。
そこを形作る全てを愛おしく感じ、
この世界に生を受けてよかったと思える景色が広がる。
まるで汚れのないこの街では
うっすらホコリをかぶった心が洗われ
歩いているだけで豊かな気分になれるのだ。
⬇︎スイス(インターラーケン)の街並み
選択肢の多さと自らの意思で選べる自由さ
後悔なき旅をすることができること。
自分の目と足で自然の絶景に出会えること
毎秒、毎分移り変わるその景色を眺めていられること。
隣には、美味しいと笑い合え
一緒にいて本当に幸せだと伝えてくれる友人がいること。
全てが当たり前ではなく、全てに恵まれていること
生きていてよかったと思えること。
幸せはやってくるものではなく、
自分で感じ、掴み取るものなのです。
ありがとう!
心から幸せな時間に。
おわり
自分の「スキ」に素直になりたい、一回限りの人生を生き抜きたいのです。