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日常の中の寄り道

ヘッダーの写真は勝手に私が数学係に認定してる生徒が唐突にプレゼントしてくれた文房具。
いやー、ちょうど鉛筆削りと鉛筆欲しかったんだよね、、、
って、本当にもらっていいのか躊躇したけど、ちゃんと関係性のある生徒なので、本当にありがとう!って言ってもらいました。
でも誕生日はまだだよ。笑

学校が始まって3週間目。
今朝ふと思ったのが、このまま毎日苦労しながらも流れていくんだろうなということ。
何かしても、何もしなくても毎日が過ぎる。
もう授業を作ることに対して、ポルトガル語の苦労の感情より、面倒という感情が勝ってしまう。笑
なぜ面倒になるかというと、いくらでも湧いてくるアイディアを整理できないからという、それだけ。
そう、今も明日の授業を作らなければならないのに、こうやって記事を書くことに逃げています。

最近の同僚との会話は、暑すぎん?と任地の先輩隊員の帰国の話。
来月帰国なので配属先の人たちにお知らせしているのですが、そうなると聞かれるのが、私がいつ帰るのか。
まだまだ1年2ヶ月強あるよ。
お前はもう日本に帰るなだとか、この学校で働けとか言われますが、Hei-de voltar!!わたしゃ帰る!ってテンションで言ってます。笑
なんでだ!!って聞かれたら、暑いの嫌いなのと、たまに停電するのがやだって言います。
あとはお金がないからね!!って。
ついでに、帰ったら何するんだ?まで聞かれるけど、まだ決まってないってそのまま答える。
でも、絶対日本では先生にはならない!とも言います。
なんでかって?
そんなの聞かないで。笑

昨日、英語のM先生の授業を見学に行った。
M先生とは今年同じ昼の時間帯に働くことになり、最近話すようになった。
時は戻り先日、先生が日本人は秘密を持ってる!と唐突に言ってきて、どうしたどうした?と思ったので、少し話をした。
彼の言い分としては、日本は発展していて道も街も綺麗だし、世界に隠している秘密があるに違いないと。
私は何も隠してないけど、総じて国民性の問題かもねーって話した。
学校のものがない問題に話題は移り、彼はこう言った。

“ある同僚が、椅子がないから政府に頼むように提案しているけど、僕はそれより先に物を大事にすることを生徒に教えなければならないと思う。”

え、先生日本人ですか?ってつい言いました。
私もそれには同意した。
たしかに、生徒分の椅子は足りない。
だけど、物の扱い方が悪く壊れたり、使えなくなっているものも沢山ある。
でも新しい椅子が生徒分あったとしたらどうだろう?おそらくまた壊れて使えなくなるものがあり、足りなくなる。
彼はモノを大切にするということを教えたいという概念を持っている先生でした。
そして、教育が変わるにはどうしたらいいかって質問されて、今、私がボランティアとしてここにいるけど、日本の先生はこうだよって見せられたらいいと思うって伝えた。
それを先生がどう受け止めるかは分からないけど、同じようにしたいと思ってくれる人がいたらいいと。
そしたらその先生、こう言いました。

“僕の授業の悪いところ全部挙げて”

私びっくり仰天。
勝手な妄想か?褒められることこそ美徳と感じていると思っていたが、まさかこの一言が来ると思わなかった。
そして彼の授業を見学することになったわけです。

私は英語の先生でも、完璧な先生でも、指導主事でもないので、もう完全に自分の感覚で評価させてもらいました。

生徒のコントロールが上手でした。
生徒同士のコミュニケーション学習を取り入れたらどう?って提案してみた。

とにかく彼の授業は今までみたどの先生よりもアクティブで、コミュニケーションがメインの授業でした。
あとは、時間配分や、生徒全員が話すことができる場を作れるといいなと思い、アイディアを書かせてもらいました。
なんか偉そうな感じになってますが、ポルトガル語には触れないでください🙇‍♀️笑
またいつでも見学にきて!と言ってくれているので、また見に行きます。
ついでに英語も学べるのでね。

いや、テーマおしゃれに書きすぎ。
授業中も先生に話しかける時もAll Englishでした。
肝心の私の板書はなんと誤字あり。
Números inteiros が正しいです。
どんなに気をつけていても間違う時は間違う、、、
ダレカタスケテー

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