見出し画像

若い劇伴作家のための映画案内#11

新年なのでいきなりハンス・ジマー

(第一回)
あけましておめでとうございます!
今年もこれを続けようかなと。なんなら元旦から、なんなら大きめのやつからということで巨匠中の巨匠から始めてみようかと。
ただ、飲み食いのせいで、、、もう23:30です。
せっかくなので、日付が変わるのもなんなので苦笑、1回目はさわりのみということで。

ハンス・ジマーさん、ドイツ出身、1957年生まれ。ちょっと検索してみたら、僕が仕事をした作曲家さんでは大谷幸さん、川井憲次さんとかが1957年生まれでした。個人的には年齢感がより実感できたりしました。
前にちょっと書きましたが、元々バンドあがりです。バグルスの「ラジオスターの悲劇」(1979年)という曲のMVでキーボード弾いてます。若い・細い。ちなみにバグルスのトレヴァー・ホーンとジェフリー・ダウンズはその後、イエスに加入します。ヴァンゲリスもイエスに入るかもしれなかったということを考えると興味深いです。

実は、もちろん、ジマーファンの方はたくさんいますが、最近の作品は規模が大きすぎて、日本の映画にはなかなか合わない感じもします。
壮大すぎたり、リズムが強すぎたりなのか。ゲームとかアニメには合いそうなのもあるかも。
逆に、ちょっとハンス・ジマーを批判的に言いたがる人も結構いたり。確かにわからなくない部分もありますが、あまりに実績と実力がある人に対してまあそれもどうかなあと思ったり。
そして、どうも たくさんのザ・ハリウッド的なサントラが有名すぎますが、初期の頃はまた違う感じもあります。
最近、手がけている映画で、『トゥルー・ロマンス 』True Romance(1993)のサントラが参考にと言うことで話題になり、そうかこれもジマーだったなあと思い出したので、2023年、最初に取り上げてみることにしました。『トゥルー・ロマンス 』の監督は、ブレードランナーなどのリドリー・スコット監督の弟のトニー・スコット。脚本はクエンティン・タランティーノです。(この辺りも別途やらないとなあ。。。)

ということで、どうやら150本以上の作品を手がけているジマーさんの
いろいろを書いていきたいと思います。(100本目は「ラストサムライ」らしい)

はい、ここで時間切れ!(日付またいじゃいました。。)
本年もよろしくお願いします。

映画をメインに劇伴の音楽プロデューサーをやっています。
音楽打ち合わせの時には、具体的な映画のタイトルが飛び交うことが多いですが、若い作曲家にとっては生まれる前の映画なんていう場合も多く、
どこから手をつけていったらいいかわからないなんて話も聞くので
打ち合わせで実際に出た映画とかを(不定期に、、、)紹介していきます。
何か、間違っていたことを言ってたりしたら、ぜひ、ご指摘いただければと
思います!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?