見出し画像

忘れ去られることへの寂しさ

終活っていまやっとるけど過去が消去されていく感じがしてなぁ・・・

80代男性 元経営者 

奥様の終活に付き合う形で自分の荷物が捨てられていくことに心寂しい。
33歳のころ、当時の社長より会社をひとつ任された。
資本金3000万従業員30人、定年まで頑張ってきた。

その思い出が整理されていく。
本当は手元に残したい。


患者様「葬式の時な、他所さんのところでは写真アルバムとか持って来て色々な昔話に盛り上がるやろ?俺の時、そういうのが無いのかなって思ってな・・・。」

奥様としては、後世(子孫)が困らないように遺品整理したい。
患者様は、葬式の時に自身の功績や生き様を語り合ってほしい。


終活とは、自分が忘れ去られる存在であるということを理解し、生きながらにして、自分と言う足跡を消していく作業なのでしょうかね。

「立つ鳥跡を濁さず」

とてもきれいな言葉に聞こえますが、
患者様としては、なんとも言えないお気持ちなのでしょうね。

終活にかける熱量は人によって違うようです。

さて、僕はどうだろうなぁ・・・
押し入れ見てみるかw

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?