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マイノリティの私がアメリカで感じたこと

今回は、留学経験を綴る第二回目の投稿です。「マイノリティの私がアメリカで感じたこと」と題して、私の留学経験を綴っていきたいと思います。

私のどこがマイノリティなのか

マイノリティという言葉を題名に用いたが、いったいどのような点で私がマイノリティなのかという点について明記しておきたい。私はアジア人でありトランスジェンダーでああるという点で、私が留学をした州ではマイノリティであった。ではそんな私は6か月間でどのようなことを感じてきたのだろうか。

アジア人として

まずはアジア人として。私が留学した大学ではアジア人が最も少ないと言っても過言ではない。そしてなんといっても日本人は自分を含めて二名のみ。基本的に生徒や教授は白人が中心であり、授業では自分以外全員が白人であるということも珍しくはない。そんな環境で私は、自分がアジア人であるということを今までになく感じさせられている。自分が日本に住んでいた時は、周りの人もみな日本人であることが当たり前だった。そのため、自分の人種について考えることはあまりなかった。しかし、留学をしてからは、自分の国を代表して話さなければならないことが多く、自分の国について誇りをもって相手に伝えることが大事だということを学ぶことができた。

トランスジェンダー(ノンバイナリー)として

次にトランスジェンダーとして。トランスジェンダーは社会的に見て少数である。しかし、意外なことに私が留学していた大学ではトランスジェンダーの生徒数がとても多い。そのため、トランスジェンダーに対するサポートがしっかり整っていると感じる。この環境の中で、自分は自分らしく存在することができている。日本にいるときは周囲の人に自分を紛らわせることに必死で、自分の一部を隠すことに慣れてきていた。しかし、私の留学先では皆が自分らしく自己表現をしているので、自分も何も隠す必要はないと感じることができるようになった。

結論

結論として、マイノリティの自分がアメリカで感じたことは、自分のアイデンティティに誇りと自信を持って語ることができる人になる必要があるということだ。今後、次の海外大学院進学に向けて、自分とさらに向き合い、マイノリティとしての自分をよりよく知っていきたい。

今回は、アメリカ留学中に私が感じた、マイノリティとしての経験を綴っていきました。
今後も、留学関連の記事をたくさん投稿するので、応援よろしくお願いいたします。

ーRik

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