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フリーランスママ3人が、流行りの「エフェクチュエーション」について話したら5つの教訓にたどり着いた話。

昨日「デジタルハリウッドSTUDIO」様のイベントにお呼びいただき、登壇させていただきました。オンラインとオフラインでの全国各地をつないでのイベント参加者はアーカイブ含めて総勢45名!!多くの方にご参加いただきました。ありがとうございます。

なぜこのイベントが生まれたのか

3人の共通点

今回は清水麻奈美(以下まにゃさん)さんというデジタルハリウッドSTUDIOで働かれているお友達からのご縁でお話をいただきました。そしてもう一人のゲストは、同じくデジタルハリウッドSTUDIO松山で働かれている小田未紗(以下みささん)さん。

私達3人の共通点はたくさんあって
30代女性かつ、フリーランスであること。そして家族がきっかけで(転勤や単身赴任、子どもの誕生など)それぞれやっていた仕事からフリーランスに独立する決断をされたということ。さらに、育休中や子どもが生まれたタイミングでデザインやコーチングという学び直しをし、フリーランスになったということです。

みなさん幼子を抱えながらこうやって勉強していたのです(イメージ)

この3人が集まって話したのが

この3人が集まって話したのが、「子どもを抱えながらの予測不能な、かつ昨今の不確実な状況の中で、どうやってフリーランスになって何を軸として働いているか」でした。

そのときにまにゃさんが見つけてきてくださったのが、「エフェクチュエーション」という考え方でした。

エフェクチュエーションとは?

エフェクチュエーションとは、インド人経営学者サラス・サラスバシー氏が、著書『エフェクチュエーション:市場創造の実効理論』のなかで提唱した理論で、優れた起業家に共通する意思決定プロセスや思考(考え方)を発見・体系化した市場創造の実行理論である。

https://www.profuture.co.jp/mk/recruit/strategy/23213

デジタルハリウッドSTUDIOが運営している主婦ママクラスにはデザインを学びに全国各地からいらっしゃっています。そのママたちを対象としたイベントをすることで、「フリーランスとして何を大切に働いているか」のマインド面の経験談をこのエフェクチュエーションの原則に沿ってお話できたら面白いのではないかということでイベントを行うお話をいただきました。

最近では本も出ています。

イベントの中でお伝えしたこと

今回はトークイベントということで、始終和やかで話しやすい雰囲気でした。参加者の方もチャット等で反応を多くいただけて積極的な参加をしていただきありがとうございました。今回イベントの中でお伝えしたことをいくつかかいつまんでお話していきます。


参加者の方がまとめてくださった!さすがデザイナーさんたち!

ひとりビジネスの仕事アイディアを生むコツは、料理と一緒

料理がうまくて早い人を思い浮かべてください。料理を作りはじめるとき何をしていると思いますか?

まず冷蔵庫に何があるか、食材の確認から行いますよね。それと一人ビジネスでも同じなんです。わざわざそのときに、買い物に行くことから始める人っていないと思うんです。

冷蔵庫に何があるか=これまであなたが何をしてきたか」です。

だいたいフリーランスになる人に陥りがちなのが、スキルや知識が足りないといって、新しい学びに時間をかける人がいます。これって実は遠回りだったりするよねという話にイベント中になりました。

まずは「あるものをかけ合わせて作る」カレーだったらにんじんと玉ねぎと、お肉は牛肉がないなら豚肉でいいや!ってなりますよね。それくらい最初はあるもので作ることで大丈夫だったりします。

まず中に何が入っているか確認するところから

各々ここはみささんも、まにゃさんもご経験があるみたいで(当然私も)
ヨガスクールやブランディング講座など、今考えたらそのスキル勉強する必要あったかな?みたいなことにお金と時間の投資をしてしまったという話がありました。

あなたの得意は誰かの苦手

そしてフリーランスだと、自分が何をやる必要があるかを考えていくことって大事だよねという話にもなりました。得意や苦手がわかっておくということは、お客様への提案のときもそうですし、誰かに自分のことを紹介するときも必要になってきます。

「でも私には何も得意なことがないんです…」という方が参加者の中にいらして、そんなときに私達がお伝えしたのは

あなたの得意は誰かの苦手」ということです。

あなたの得意は誰かに必ず活きてきます

実際は私はデジタルハリウッドSTUDIOに通われている方をみると、「デザインができて羨ましい…」と心の底から思います。だってデザインは苦手だし、スキルとして持ち合わせてないからです。私はコーチングやカウンセリングなど人の話を引き出すことが仕事なので、デザインは全くの素人です。

同じように苦手なことを、必ず得意としている人がいます。シンプルにフリーランスだったら、これからの時代いかに苦手を助け合えるかが大切になってくるねという話にもなりました。

スキルだけではなく、自己理解も大切

さらにいうと、得意と苦手をわかっておく必要もあります。今回はデザインの可能性という部分でもお話させていただいたのですが、私が仮にデザイナーさんをお願いするとしたら

・スキル面(機能的価値)
・どんな思いをもって仕事をしているか(情緒的価値)

この両面を拝見してお願いすると思います。
これを人は機能的価値と情緒的価値という風に呼んだりしますが、

あなたが何を大切にして、どんな思いをもってデザインやコーチングをしているか、が人との差別化に必要なのかもね、というお話もでました。

「え、自分のことなんてわからない…」という方も会場にはいらっしゃいました。そんな方にはきっと過去に得意だったことや、何を大切にいきてきたかの種があると思います。今学んでいるスキルを磨くことも大切ですが、実は大切なのは「フリーランスとしてのあり方」だったりしますよねという話になりました。

自己理解や自己分析といった言葉になるかもしれませんが、何を大切に仕事をしていきたいか、そもそもなぜその商品を勉強したいと思ったか(なぜデザイン?なぜコーチング?)といったところに、あなたの原点があり、価値観があると思うんですよね。その辺を深堀りしていくと、実は自分のあり方につながってくるのではないでしょうか。

不確実な状態でも、きっと方法はある

今までは仕事面のお話でしたが、最後はプライベート(家族)のことに関しての話を一つ。私達3人はママであるという共通項があり、参加者の多くも子育て世代の方でした。

子育て中って急な子どもの体調不良や、夫の転勤、家族の介護といった、不確実で読めない状況になることってたくさんあるんですよね。自分ではコントロールできないことに苛まれることってたくさんあります。もはやここをコントロールすることってすごくストレスかかるし、どんどん疲弊していく感覚もありますよね、という話がでました。

航空会社にかつてお勤めだったまにゃさんは、パイロットのお話をされていてすごく印象的だったのですが、パイロットの方というのはフライト前に

・どこに積乱雲が出ていて避ける必要があるかも
・ここまではシートベルトサインを出しておこう
・ここで交代しておこう

つまり「かも」というあらかじめ予測して、想定しておく。でももし想定していて、変更があったら適宜慌てず眼の前のことに集中する、ということを大切にされているとのことでした。ここは子育てにも通ずることがすごくあるよねという話になりました。

3人は今回3人で会ったとは思えない仲良さで楽しかったです

最後に

縁をつないでくださった、まにゃさん、一緒に登壇したみささん、そしてデジタルハリウッドSTUDIO千葉校の皆様、参加者の皆様、改めてありがとうございました。

今回紹介した本

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最後までお読みいただき、ありがとうございます!

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