留学10日目までの回想~ホテル住まいから入寮まで~

早いことでもう留学して1カ月が経ちました。noteを定期的に書きたいと思っていても、時間が取れなかったり、感じたことを素直に文章にすることが難しく、しばらくためてしまっていました。自分の文章力向上のためにも、激動の1か月間の記憶を少しずつ思い起こしながら書いていきます。今日は渡英10日までのことを書いていこうと思います。


イギリスに到着した2/3から2/6の入寮日までは大学近くのホテルで過ごしていました。(後で知ったのですが、2/7から授業開始だったので、他の留学生も近くのホテルに宿泊していたそうです。)

ホテルの朝食をつけていたので、時差ぼけで朝4時5時に起きるわたしはいつも一番乗りでした。ある程度英語の勉強をして臨んだ留学でしたが、ヨークシャー訛りのホテルの人の言ってることは6、7割しかわからず、大事な部分はわかるけど細かいことがよく分かんないっていう感じでした。この時点でアクセントや訛りの強さに圧倒されかけていました。多分結構英語が喋れる人でも、イギリス英語に慣れていないと最初はかなりきついものがあります。

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到着翌日の2/4は、昼からIKEAに買い物に行きました。寮にはマットレスしか備付けがないことを聞いていたので、ベッド用品、キッチン用品、洗面などあらゆるものをすべて調達しました。ホテルの最寄りのトラム駅から20分くらいの場所にあるのですが、結構な田舎で、とっても大きなIKEAがあってここですべてが揃うので助かりました。帰りは結構な雨で、大荷物をトラムで運ぶのは本当にしんどかったです。この時初めてトラムに乗ったのですが、乗り方1つわからずはらはらしながら乗ったのを覚えています。トラムって色によって行き先が違うんですよね~。間違ったトラムに乗ってしまって思ったのと真逆の方向に行ったときは焦りましたが、トラムの乗り方を学び、トラムは色によって発信方向が違うことを学習できただけでも大きな収穫になりました笑

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ほかの時間は大学まで徒歩圏内だったので、キャンパスや入寮予定の寮の下見に行き、留学生活がより一層楽しみになりました。寮にはマットレスしか備付けがないことを聞いていたので、トラムで一本のIKEAに買い物に行ったり、寮までタクシーで行く予定だったのでシャンプーなどの雑貨、キッチン用品などの必需品を買い揃えていました。ざっと5万円分くらいは消えたかなって感じですけど、1年暮らすので仕方ないって思いながら準備しました。住んでいたホテルが駅から近く、大学までも徒歩圏内だったので、この期間はひたすらいろんな店を回り日用品を買い集めていました。同時に店のリサーチも進め、売っているものと価格帯の把握に努めていました。その甲斐あって、その時に見つけた店は今でも通っています。

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そして、2/5は大学のオリエンテーションに参加しました。オリエンテーションといっても、キャンパスツアーのようなもので、大学の建物や付近を案内してくれるものでした。参加したのは私を含め10人弱でしたが、他はほぼネイティブで自分の英語力に打ちひしがれたのを覚えています。1対1の会話はスムーズに、楽しくできるのですが、集団の中だと会話のタイミングが見いだせず、ただ話を聞く人になってしまい、どんどんおいて行かれてしまうつらさみたいなのを感じました。自分の圧倒的な英語力の不足とともに、ここでかなり留学生活に不安を覚えました。(結局この人たちとはそれ以降会うこともないし、この交友関係が留学生活のすべてではないので全く焦る必要がなかったのですが、当時の私にとってはここでも交友関係が大きなものでした…笑)私の武器のはずのコミュニケーション能力は「ただし日本語に限る」ということを認識してしまった瞬間でもありました…。


そして、待ちに待った入寮日2/6。留学生が多く暮らすかつ、大学の近く(都市部)にある寮で始まる生活に胸を躍らせていました。ホテルから寮まではタクシーで行き、荷物を降ろし、受付に着いたとたんに言われたのは…「あなたの前の部屋の人がコロナ陽性になったから、2週間教会の寮に住んで」でした…。タクシーってトランクの荷物があるだけで追加で5£取られるんですよ…。またタクシー乗るのかという金銭面に対する焦りと、教会??!!?!?という何とも言えない不安感でした。大雨の中タクシーに再びのり、教会に着いたのですが、思ったより趣ある感じで素敵だなという印象を受けました。(内装はめちゃくちゃモダンです)てっきり孤児院みたいなところかと思ってたので中に入ったときはびっくりしました笑

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そしてついにフラットに到着。そこにはすでに私以外のフラットメイトが到着しており、みんなで談笑していました。オランダ人、イタリア人、日本人、韓国人、のフラットメイトで、全員がこのSpring Semesterからの留学という比較的珍しい構成でした。私の知り合いの日本人でこのSpring Semesterから留学している人たちは、他のフラットメイトは9月から(もしくはそれよりもっと前から)住んでいるところにポツンと入れられてしまう人が多いみたいなので、私は非常に恵まれていたと感じます。すでに生活基盤や交友関係が出来上がっている人たちの中に入るのは精神的にきついものがありますが、私のフラットメイトは皆このセミスターからなので、みんなで協力しながら徐々に(生活や授業や交友関係に)慣れていく感じが好きです。あとはみんなものすごくいい子で優しくて思いやりのある子たちなので生活しやすいです♡(この子たちとは教会生活ののち寮に引っ越してもフラットメイトです。)ほかのフラットは共有部分のキッチンが汚いという話を耳にしますが、私のキッチンは逆にきれいすぎて私が戦犯にならないように細心の注意を払いながら生活するくらいです…笑多国籍なフラットメイトですが、みんなきれい好きでとてもうれしいです。

教会の寮は、とても新しく内装がおしゃれでした。(移動した寮よりも、ややせまいですがずっときれいです)キッチンも広く、照明も明るく、かなり生活しやすい環境でした。自分の部屋にトイレ、風呂、ベッド、勉強机等が備え付けられており、キッチンのみフラットメイトと共有する形です。キッチンにはソファーやテーブルが備え付けられていました。のちに聞いた話ですが、教会は1年留学などではなく、短期(語学)留学の人向けらしいので、ここに少しでも滞在できた経験は貴重だな~と感じています。Study Room, Cinema Roomのほかにも楽器を演奏する部屋もあり、施設として充実していたと思います。また機会があったら住みたいな~。


次回は渡英10日でコロナになった私~留学先で待ち受ける試練~編になります。なるべく早く執筆します!笑読んでいただきありがとうございました。何か書いてほしいお題等あればください~!




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