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【商業出版する方法+203】出版社からの「反応」を聞くことも出版決定への近道。

元KADOKAWAのビジネス・実用書出版コンサルタント+編集者+ビジネスプロデューサーの渡邉です。

私の出版コンサルでもよくある事例なんですが。。。
出版企画書が出来上がって、編集者や出版社に持ち込んだ。
その後「企画会議に諮りたいです〜」とありがたいことにおっしゃってもらって、会議で検討してもらう。
その後「結果を報告してもらう」。。

この”流れ”、すごく大切にしたいところです。

過去にも言ってるんですが、会議したらすぐに「合否通知」がくる!と思い込んでいる人、世の中めちゃくちゃ多いです(w。

でもさ。。。
受験じゃないんですよ。
企画書を出版社に提示していく・持ち込んでいく。。
これって「出版社に対しプレゼンしている」に他ならない。
 

だからこそ、出版社の編集者からの「反応」にしっかり耳を傾けてもらいたいものです。


出版社の企画決定までのルートって、会社によっても違います。
・1週間くらいで、たった1回の会議によって決まるところもあれば
・1ヶ月くらいで計3〜4回の会議でようやく決まるところもある(→大手系はこの傾向強いね。KADOKAWAもこういう感じ)
 

こんな感じで出版決定までは、期間と方法もマチマチです。


そして、会議で「合否」を決めてしまう企画もあれば、、「この企画ではなく、別の切り口でいかがですか??」と逆提案のご連絡も少なくない。。


でもですね。
この逆提案のご連絡!こそがチャンス!
なぜか。

>出版社が「欲しい企画」がわかるから。

です。
商業出版は「出版社主導の商品企画+販売」形態。
あなたが出したい・書きたい本が出版できるわけではないです。 
 
出版社は「本」という商品を扱う「メーカー会社」。
であれば、企業活動の方針や論理に基づいて本出したい。

「出版社が出したい本を出す」=商業出版。

だからこそ「逆提案」はありがたいのです。

「いただいた企画ではかったのですが、〜〜なへんが多く読者を獲得できづらかったりするので、〜〜な方向に変えて企画を再度考えてみてはどうですか?」

こういうお話も、私の出版プロデュースやコンサルを行っている中で、割とよくもらう意見です。

非常にありがたいですよね。

「ああ、ここの会社さんは、こういう本の出し方したいんだ」
「読者は◯◯なターゲットで行きたいんだ」

出版社の最旬な「戦略」や「戦術」もわかるから。
 
だからこそ出版活動で大事なのは、、

>出版社(編集者)からの「反応」

です。

もう「反応が全て!」って感じ。

この「出版社とのコミュニケーション」を怠らずやり切っていける人が、

>自分のリソースと出版社が欲しい企画の掛け合わせを考え、新しい出版企画を打ち出せる

ことができ、幸せな商業出版活動にも従事できます(^^


今日はここまで。
何か参考になれば幸いです!

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