Rico@社会を旅する15歳🌏

15歳。思いがけない出逢いを大切にしたいです。名前の通りに生きます。noteは自分を見…

Rico@社会を旅する15歳🌏

15歳。思いがけない出逢いを大切にしたいです。名前の通りに生きます。noteは自分を見つめてこころを書き留める場所

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Future Scientists Summer Camp体験記

この度、デンマークで開催された 『Future Scientists Summer Camp (FSSC) 』 に参加する機会をいただきました。世界的な製薬会社であるノボノルディスク社とLIFE財団によって、渡航費・滞在費など全額の奨学金を支援していただき、世界12カ国の100人が招待されました。日本チームの一人として学んだことをここに残したいと思います。 文化の境界を越える出逢い 知り方からして、このキャンプは奇跡だった。 もともとサスティナビリティや社会福祉の面で北欧

    • 15歳、初めての1人海外、セブ島へ🇵🇭

      家を出てから帰るまで、完全に1人で旅する、初めての海外。 中学最後の春、フィリピンのセブ島で6週間過ごした。 なぜ行ったのか そもそも、私が英語を学び始めたきっかけはフィリピンにある。9歳の時に、家族でパラワン島を訪れ、アイランドホッピングに参加した。私たち以外の乗客は、みな欧米から。たくさん話しかけてくれた。けれど、I’m from Japanしか知らなかった当時の私は、何も答えられず、とても悔しい思いをした。コミュニケーションを取れるようになりたい!もっと色んな人と話

      • Day8【フィンランド家族の一員に】

        今日はヘルシンキで過ごす最後の日です。 あっという間の1週間で、この美しい街並みが見られなくなるのがとても悲しい… 晴れていたのでいつもより−3℃ほど寒い中でしたが、フィンランド人の知り合いのお家を訪問しました! フィンランドの家庭料理ライスペストリー&エッグバター もうお馴染みのミルクが湯が入ったパンと、それに合わせて食べるエッグバター。ライスペストリーは一から作ると時間がかかるので、冷凍のものをオーブンで焼きました!農業ができる期間が短いフィンランドでは、冷凍技術が発

        • Day3-4 【Aalt大学+お食事】

          Aalt大学本校Aalt大学の本校は、ヘルシンキ市から20分ほど東へ進んだエスポー市にあります。バスの中から湖が凍っていく様子が見え、だんだんと本格的な冬に近づいていました。バルト海はまだ波があるため凍っていないものの、2月ごろにはすべて凍ってしまうそうです!分厚い氷になったらスケートする人もいるそうで、そんな時期にまた訪れてみたいなと思いました。 本校には雪の中、自転車で登校している学生もいて、環境意識の高さを感じました。滑らないのか心配していたら、当の私が凍った階段です

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        • Rico’s Diary
          13本
        • J-StarXフィンランド🇫🇮一期生
          4本
        • 日本を学ぶ旅
          2本
        • インタビュー/企業訪問
          9本
        • 染めもの×フードロス
          2本
        • ネイチャーサマーキャンプ
          6本

        記事

          Day2【Aalt大学講義+Maria01】

          今日は青空が見える明るい日でした! フィンランドでは天気が良い日ほど気温が下がるため、最高気温は−9°! アアルト大学フィンランドの中のアアルト大学 東アジアからヨーロッパへの玄関口となるフィンランドは、幸福度6年連続世界No.1に選ばれている一方、成長率が21%と高く、イノベーションが多く生まれ続けている国です。高税率・高福祉として知られていますが、法人税は20%とと他のヨーロッパ諸国に比べて低く、これがさまざまなスタートアップの成長に大きく影響しています。 フィンラン

          Day2【Aalt大学講義+Maria01】

          Day1【J-starXフィンランド派遣】

          Moi! (フィンランド語でこんにちはだそうです!) 極寒のヘルシンキから記事を書いています! 『J-starX』という経済産業省主催の起業家育成・海外派遣プログラムに参加しており、9日間でフィンランドのスタートアップエコシステムや起業マインドを学びにきました。 https://j-starx.jp/course/dispatch-630/ 学生対象のフィンランドコースは8月に選考があり、全4回の事前オンラインプログラムや決起会を通じて、渡航への準備を進めてきました。

          Day1【J-starXフィンランド派遣】

          豆腐から視る、京のライフスタイルを学ぶ旅

          8月も終わりに近づいたものの、まだまだ暑さが落ち着かない京都へ、旅をしました。大きな目的は、江戸時代から続くような”お豆腐屋さん”を訪れることでした。今回の一人旅での新たな発見、出逢い、美味しさについて、ここに書き残したいと思います。 なぜお豆腐か? お味噌汁、冷奴、お鍋…と日々の食生活に欠かせない豆腐。 私が最初に気になったのは6歳のとき。大豆から加工される食品の中で、お豆腐だけが白い!と自由研究のテーマにした。家の近くのお豆腐屋さんで、大豆を潰すところから固めるところ

          豆腐から視る、京のライフスタイルを学ぶ旅

          Memory of FSSC

          Acknowledgment Thank you for holding a wonderful opportunity, Future Scientists Summer Camp in Denmark. This camp was for 100 participants from 12 countries Future Scientists. I appreciate Novo Nordisk, LIFE Foundation, and all participant

          食べるために、私が殺した。

          鶏さん、カゴの中にいたときも、その寂しげな目が、ずっとこっちを見つめていたのを薄々感じていたよ。あなたの命をいただいたあのわすれられない瞬間、思ったことをそのまま書き残してみます。 カゴの中 さっきまで隣で鳴いていた仲間が目の前で締め殺されたら、どんな気持ちなのだろう。見えていたのかも定かではない。けれど、次は自分だ、そう理解しているような意志を感じた。受け入れるほかは、何も選べない。それでも生きてきたんだ。たぶん一瞬のうちに振り返っていたのだと思う。 殻を割って出てき

          食べるために、私が殺した。

          SW参加記録 -ビジネスを創ること-

          つくば市で開催されたStartup Weekendというイベントに参加しました。 今回のテーマは、techに関するビジネスアイデアを考えるというもの。 1分アイデアピッチ 私は妹と出かけるときに、ベビーカーで困っている課題に着目しました。 など、お子さんを持つ方は共感してくださるのではないでしょうか。 そこで、車椅子の補助輪を参考に、ベビーカーのタイヤに取り付けられる補助輪を作る提案しました。 実際のピッチの様子 チームビルディング 最終的にこのアイデアが採択され

          SW参加記録 -ビジネスを創ること-

          こどもの声を届けること

          先週、杉並区長に包括的性教育に関する政策提言を行いました。今回はその時に意見交換した内容と、私自身が考え学んだことを記録したいと思います。 元々予定していた提言の内容はこちらになります。 お話ししたこと 私が提案した内容を中心に、質問に答えながら意見をいただくという形で進められました。 現在の義務教育では包括的性教育という名前は出てこないものの、近しいビジョンを持つ内容は道徳・理科・保健・公民などにところどころ登場します。しかし、これでは統一感を持って学ぶことが難しく、日

          こどもの声を届けること

          水墨画への誘い

          黒、白、そしてどこまでも移り変わる灰色。 ひとつの炭から生み出されたとは思えない変化だった。 水墨画、教科書で眺めた雪舟以来だろうか。 書道と美術が大の苦手な私が、なぜか心惹かれて目が離せなくなってしまった。 新国立美術館はガラスの爽やかな外壁に囲まれて、緑とビルの中に佇んでいた。もともと計画していた行き先でなかったものの、初めての訪問ということで期待を膨らませる。予想通り、光の入り方がとても美しい場所だった。 水墨画の展示は2階にあった。興味本位で覗いてみたものの、最初

          食べて世界が広がる居場所。

          Bonjour, Como ça va? 6/18にOHAOプロジェクトが企画した、スイスの食文化を学ぶこども食堂に参加しました!スイス大使館やチーズ料理屋などの協力のもと、東京・芝浦で開催されました。素敵な時間をありがとうございました! スイス大使館から まずはスイスについての紹介。 今回いらしてくれた大使館のお二人は、ともにフランス語圏出身で日本語もペラペラ。私自身フランス語を独学で始めていたこともあり、冒頭の挨拶はいつもと変わった様子にしてみました! 公用語が4つ

          食べて世界が広がる居場所。

          隠岐を学ぶ旅

          ほんの3週間前に人のご縁で繋がって、広がった旅の記録をここに残したいと思う。振り返りといいつつ雑な文章になっていたら申し訳ない。感じたこと、学んだこと、考えたことをまだ新しいうちに言語化してみた。 私が今回訪れた隠岐島前地域(西ノ島町・海士町・知夫村)では循環型と工業型の食システムがそれぞれ存在していた。滞在していたTAKUHI.や島食の寺子屋では、裏山に生えているタケノコなどの山菜と放牧牛や有機野菜など島産の食材が使われており、強いこだわりが感じられた。特に隠岐牛は様々な

          サッカーから広がる世界 in India

          こんにちは! 先日インドで子どもたちにサッカーを教えている萩原望さんとお話したのでその時に教えていただいたインドのことについてご紹介します!デリーからオンラインで繋いでいただきました〜 萩原さんについて ずっとサッカーを続けられてきたものの国際協力の道に興味を持たれてNGOなどでも活動されてきました。 現在は会計機関に勤めながら、サッカースクールを立ち上げ、サッカーを通じで子どもたちを取り巻く問題を解決しようとしています。 インドの社会問題について 貧困は農村と都市ス

          サッカーから広がる世界 in India

          食への夢、現実、今から。

          ただ単純に食べることが好きだ。 食べることで誰かが幸せになる瞬間を想像することも好きだ。 けれど、きっとそれだけではない。 これが最近の私の発見。 私はありがたいことに家族で食卓を囲む機会が人より恵まれていたと思う。お袋の味というものが思い出せるわけではないけれど、朝夕の食の場に会話とアイコンタクトを込めたコミュニケーションがあった。どんなに意見を対立させたり、怒られたとしても、食事の場で涙したことなど一度もない。 ただしこれは世間一般で見ると思うようにうまく行っていない

          食への夢、現実、今から。