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名前が増える ~暮らしのこと~

「ご報告・名前が増えました!」それが私の入籍報告だった。名前が増える、その感覚が正にだったから。

【ご報告・名前が増えました!】親にもらった『薦田真理子』自分で名付けた『リコマニア』3つ目の名前は『大前真理子』以上、結婚したので名前が増えたよ〜の、ご報告でした。引き続きまるっとまとめて3つとも宜しくお願い申し上げます!


 親からもらった名前は、ちょっと変わっているおかげ(?)でいいことも面倒もとても多かったけど、私を育ててくれた大事な名前。

 自分で名づけた『リコマニア』は、もともと「リコちゃん」というあだ名だったのだけど、そのうち会社名になって。いまでは本名よりも通りのいい、相棒のような心強い仲間の名前。(自分で15年以上会社をやっていますが、あだ名がそのまま社名なので本名が真理子だと知らない人の方が大半…)

 そして3つ目は、大事なパートナーが生きてきた名前。そこにジョインするのはとても嬉しいし、人生が増えた気がして楽しい。

 そう素直に感じられたのは、いつだって自分の名前で生きてきたという実感があるからかもしれない。○○小学校の~、○○大学の~、○○社の~、じゃなくて「私」が先。それが小学生だったり、親の娘だったり、誰かの友人だったり、絵を描く日もバスケをする日もあるけど、全部まずは「私」。所属や、やっていること、何も前置きせずに剥き出しで名乗るのって、意外と怖いよね。でも、自分の名前で生きてると、魂が喜ぶ感じがしていて、こどもの頃から気を付けてそうしてきた。

 と言いつつ、実生活で「大前真理子」さんはまだちょっと扱いが悪い。書き換えが面倒で大抵のものは旧姓で通しているし、もともとあだ名の方が通りがいいような生活を続けているので、私の戸籍上の名前を気にかける人なんてほとんどいない。病院で呼ばれてしばらく気づけず連呼されるときか、お役所からのお便りに記載されているときぐらいしか出番がなくて、ちょっと可哀そう。ちゃんと3つ目の名前も大事にしてあげたいなぁという気持ちもあって、noteを始めてみた。人生のPopはリコに任せて。日常の些細なことを、生まれたばかりの大前真理子さんが感じた手触りで記録してみたいなと。という、noteを始めたきっかけの覚書でした。

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