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備忘録のつもりです。映画とか本とかいろいろ。遅筆。

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『空白』-主観と俯瞰-

NETFLIXで『BLUE/ブルー』という映画を見た。監督は吉田恵輔。主演は松山ケンイチ・東出昌大・柄本時生といったところか。友人や映画ファンの間で評価が高かったし見たかっ…

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2年前
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日常と情念

岩井志麻子の『でえれえ、やっちもねえ』と『ぼっけえ、きょうてえ』を読んだ。前者は令和3年6月下旬に刊行、後者は1999年頃(文庫化は2002年)。20数年の時を経て「後続的…

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2年前
『空白』-主観と俯瞰-

『空白』-主観と俯瞰-

NETFLIXで『BLUE/ブルー』という映画を見た。監督は吉田恵輔。主演は松山ケンイチ・東出昌大・柄本時生といったところか。友人や映画ファンの間で評価が高かったし見たかったのだが、公開当時はコロナ禍の影響もあって劇場では見逃した。ので、とても早い配信に驚いた。

この早い配信にはいろいろな理由があったと思うが、9月23日から吉田監督の新作『空白』があったのも大きいと思う。せっかくだし、『BLUE

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日常と情念

日常と情念

岩井志麻子の『でえれえ、やっちもねえ』と『ぼっけえ、きょうてえ』を読んだ。前者は令和3年6月下旬に刊行、後者は1999年頃(文庫化は2002年)。20数年の時を経て「後続的な作品」という帯の見出しで発表された。

新刊のネットでの評判では、『ぼっけえ、きょうてえ』には遠く及ばないっぽい。ので、僕は『でえれえ、やっちもねえ』から読んでいった。この順番で正解だったとは思う。

さて、この2冊はどちらも

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